函館市小学校長会が総会研修会　新会長に松浦氏（八幡小）　役員、運営方針など決定

（関係団体 2021-04-16付）

市教委の重点事項に沿った学校運営を申し合わせた

　【函館発】函館市小学校長会は３日、函館市民会館で令和３年度総会研修会を開催した。前年度の報告事項を確認したほか、本年度の運営方針や予算、研修会の日程などを協議。運営方針では、市教育振興基本計画の実現に向け、「変化する社会を生き抜く力の育成」と「地域とともにある学校づくり」を主体的に進めるとともに、市教委の重点事項に沿った学校運営を進めていくことなどを確認した。役員改選では、新会長に八幡小学校の松浦一秀校長を選出した。

　開会に伴い、事前の役員選考委員会で会長候補となった松浦校長があいさつ。「校長として、これからの新しい学校にどう向き合っていくのか、校長会という組織で情報を共有しながら、よりよい学校を目指していきたい」とした。

　新会員紹介に続き、前年度の会務・会計決算・監査報告を一括で承認した。

　続いて、本年度の運営方針、予算などを協議した。運営方針では、市教育振興基本計画の実現に向け、「変化する社会を生き抜く力の育成」「地域とともにある学校づくり」を主体的に進めるとともに、市教委の重点事項に沿った学校運営を進めていくことを確認。「当面する教育課題の解決に向けての研究を深め、成果の交流・発信に努める」など、実施１０項目を設定した。このほか、定例研修会の日程なども協議した。

　役員改選では、会長に八幡小の松浦校長を選任した。

　このあと、コロナウイルスに関する各校の現状や今後の対応について情報を共有。例年では、５月末から各校で始まる運動会の開催については、競技内容の変更や保護者の観戦への対応が必要になることを確認した。

　最後に、新役員を代表して、松浦新会長があいさつ。「１人１台端末など変化の時代に対応するための１年になる。力を合わせてよい会にしていきたい」と述べ、会員相互の連携強化を呼びかけた。

　本年度の役員はつぎのとおり。

　　＝全員新任、敬称略＝

▽会長＝松浦一秀（八幡小）

▽副会長＝佐々木正幸（桔梗小）、紺野克典（大森浜小）、小川祥子（北日吉小）、新谷公康（北美原小）、松浦宏（大船小）

▽事務局長＝新山亨（高丘小）

▽事務局次長＝山本良子（亀田小）

(関係団体 2021-04-16付)