石狩小・中女性管理職会が総会等　新会長に橋本校長（千歳市祝梅小）　女性活躍の場つくる

（関係団体 2021-04-27付）

石狩管内公立小・中学校女性管理職会・橋本新会長

　石狩管内公立小・中学校女性管理職会は２０日、北広島市芸術文化ホールで春季研修会・総会を開いた。役員改選では、新会長に千歳市立祝梅小学校の橋本由美校長を選任。橋本新会長は「女性管理職会が女性活躍の場をつくる一端になっていることが伝わるよう活動していきたい」と抱負を述べた。

　春季研修会では冒頭、宮崎智子会長があいさつ。コロナ禍における前年度の活動にふれ、「会員の仕事ぶりをみて、力のある教員の集まりだと実感し、頼もしく思った」と述べた。

　本年度も感染症対策が重要となる中、「一つ一つが検討課題だが、やりがいにつながっていく。「情報共有や研修を深め、解決へのヒントを得たい」と研修成果に期待を寄せた。

　続いて、来賓の管内公立小・中学校長会の鹿野秀一会長と、管内小・中学校教頭会の山口歩会長が講話。

　鹿野会長は「次世代を担うミドルリーダーや若手教職員等の人材育成がキーポイント」とし、広い視野で学校をよりよい方向に導くために管理職の力量が求められていることを伝えた。「バランス感覚をもち、個性と力量を十分に発揮して学校経営に当たる中で、管内教育の充実・発展に努めてほしい」と呼びかけた。

　山口会長は、道内の学校における女性管理職の登用率は微増で、管内においても１０％に満たない現状を示した。人材育成が喫緊の課題とした上で「女性管理職会がなしえてきた成果を引き継ぎ、発展していくことを期待している」と伝えた。

　２年度および３年度の報告事項は事前に送付し、総会の場で承認。

　役員改選では、祝梅小の橋本由美校長を新会長に選任した。橋本新会長は「管内の校長会や教頭会にも女性管理職会が女性活躍の場をつくる一端になっていることが伝わるよう活動していきたい」と意気込みを語った。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝橋本由美（千歳市祝梅小校長・新）

▽副会長＝竹島美智代（江別市対雁小校長）、藤村哲子（北広島市緑陽中校長）

▽事務局長＝設楽真奈美（石狩市緑苑台小校長・新）

▽事務局次長＝佐々木めぐみ（北広島市東部小教頭・新）

▽監査＝宮崎智子（江別市大麻東小校長・新）、真野智美（江別市上江別小教頭・新）

(関係団体 2021-04-27付)