道言協　３年度役員等決定　新会長に里館校長　第５４回稚内大会は中止

（関係団体 2021-06-09付）

　道言語障害児教育研究協議会（＝道言協）の令和３年度役員などが決まった。新会長に札幌市立清田小学校の里館大校長を選任。事業計画では、新型コロナウイルス感染防止の観点から、第５４回道言語障害児教育研究大会稚内大会を中止した。代替事業として、オンラインによる講演会や経験不足の教諭を対象にした臨床研修会「言難ABC」の実施を盛り込んだ。

　基本方針は「道における言語障がい児の教育および療育を充実させるために、研究組織を確立して会員間の連帯を図り、会員個々が専門職としての意識をもって研究および研修に努め、実態調査や地域との連携に取り組み、地域に根差した信頼される教室・センターづくりを目指す」とした。

　事業計画では、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、教育研究稚内大会を中止。代替事業として、講演会のほか、経験不足の教諭を対象にした臨床研修会「言難ABC」などを、オンラインで実施することを確認した。

　役員改選では、新会長に札幌市清田小の里館校長を選任した。

　役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝里館大（札幌市清田小校長・新）

▽副会長＝石垣あけみ（札幌市前田小校長・新）

▽監査＝川口玲子（札幌市南月寒小校長）、紺野宏子（札幌市中央小校長・新）

▽事務局長＝濱﨑健（札幌市南月寒小教諭・新）

(関係団体 2021-06-09付)