８月２９日に指導研究会　理数部会　近藤会長を再任

（関係団体 2022-05-19付）

活発に情報交換していくことを確認した

　理数部会は、８月２９日に札幌啓成高校を会場に第５５回理数科指導研究会を開催することなどを盛り込んだ事業計画を決定した。役員改選では、札幌啓成高校長の近藤浩文会長を再任した。

　冒頭、近藤会長があいさつに立ち、本年度理数科が設置された函館中部高校、北見北斗高校の部会加入を歓迎。総合的な探究の時間が高校で開始されたことに言及し「我々理数科設置校には、一日の長があると考えている。取り組んできたノウハウを各校に伝える重要な役割が求められる」と述べた。一方、２年にわたるコロナ禍の影響で、十分な活動が行えなかった状況を示し、活発な情報交換とともに新たな体制づくりに取り組む必要性を訴えた。

　議事では、４年度事業計画などを審議。８月２９日に札幌啓成高を会場に第５５回理数科指導研究会を開催することを決めた。また、９月１５日から２日間、福島県で第４７回東北・北海道地区高校理数科教育研究協議会が開かれることを確認し、理数科教育における探究活動のさらなる推進に向けて研鑚を積むことなどを申し合わせた。

　役員改選では、近藤会長の再任などを決めた。

　本年度役員はつぎのとおり。＝全員校長、敬称略＝

▽会長＝近藤浩文（札幌啓成）

▽副会長＝荻島勝幸（室蘭栄）―新、塙浩伸（釧路湖陵）―新

▽監事＝大槻健治（旭川西）―新、古川栄一（滝川）

(関係団体 2022-05-19付)