道教育振興会　４年度定期総会　１０月に教育を考える会　役員改選で濱田会長を再任

（関係団体 2022-05-20付）

会場、オンライン、書面合わせて９０人が参加

　道教育振興会は１３日、ホテルライフォート札幌で４年度定期総会を開いた。本年度の事業計画を決定し、第３８回北海道の教育を考える会～石狩の集いを１０月２２日に江別市民会館で開催することとした。「女性の視点から考える教育フォーラム」は「『子育て』を深めるみんなの教育フォーラム」に名称変更し、９月６日札幌市立中島中学校で開催する予定。役員改選では濱田美樹会長を再任した。

　総会には、会場、オンライン、書面合わせて約９０人が参加した。

　冒頭、濱田会長があいさつ。「本会は半世紀前、教育の混乱の正常化を目指して設立され、その後も変化する時代や社会の動向を的確に捉え、教育の充実・発展に寄与してきた」と振り返り「激しく変化し、予測困難な時代に持続可能な社会を構築する人材の育成を目指し、価値ある情報を発信し、未来を見据え新たな活動を創造する本会の役割はますます重要となる」「教育は国家１００年の計。まだ表出していない成果も必ず表出すると信じ、事業を進めていこう」と呼びかけた。

　続いて来賓の鈴木直道道知事、道教委の倉本博史教育長、札幌市教委の檜田英樹教育長が祝辞（知事は梅村武仁常任理事、道教委教育長は唐川智幸学校教育監が代読）。

　檜田教育長代理として出席した長谷川正人学校教育部長は「札幌市教委では本年度、人間尊重の教育を学校教育の重点の基盤としている」とした上で「学校、家庭、地域が一体となって、他者への共感や多様性を尊重する態度を育むことが大切。子どもたちが必要とされる能力を身に付け、自立と共生を合わせ持った人格を形成できるよう、今後とも協力を」などと求めた。

　議事に入り４年度事業計画等を決定。第３８回北海道の教育を考える会～石狩の集いを１０月２２日に江別市民会館で、２６回目となる「女性の視点から考える教育フォーラム」は、「『子育て』を深めるみんなの教育フォーラム」に名称変更し９月６日に中島中で開催する予定。

　道退職校長会と共催の第２１回北海道教育会議は１２月９日、ホテルライフォート札幌で開催。また、同会が中核団体の１つとなっている「北海道教育の日」道民運動推進協議会の「北海道教育の日」第１５回制定記念行事を１１月１日にホテルライフォート札幌で開催する。

　このほか、小学校６年生と中学校３年生を対象とする「青少年に夢と希望を」作文コンクールを継続する。

　役員改選では、濱田会長を再任。専任以外の副会長は１０支部１６団体の会長が就くため、各会長が出そろってから会報『教育振興』６月号で報告する。

　４年度の主な役員はつぎのとおり。

　　＝全員再任、敬称略＝

▽会長＝濱田美樹

▽副会長（専任）＝赤岩輝雄

▽監事＝栗原清昭、大久保慧、中島巖

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濱田会長

(関係団体 2022-05-20付)