日本生涯教育学会北海道支部　支部長　佐久間　章

（教育研究団体に聞く 2023-01-11付）

　謹んで新春のお慶びを申し上げます。また、日ごろより本支部の活動に対しまして、温かいご理解とご支援を賜り心より感謝申し上げます。

　さて、本支部では、毎年、生涯学習の関係者および関心を持つ道民が一堂に会して、日頃の研究実践の発表や意見交換を通して、北海道らしい生涯学習社会の実現について考える「北海道生涯学習研究集会」を開催しています。

　新型コロナウィルスの感染拡大により、昨年度から参集とオンライン中継との併用によるハイフレックス方式で実施しています。

　従前の参集方式に比して課題となる点も多々ありますが、オンラインであるがゆえに、道内はもとより道外からもご参加いただくなど、メリットも実感しているところです。

　昨年は、東京、千葉、茨城、三重、大阪、和歌山、山口からご参加いただきました。北海道の生涯学習について、道外からもご意見をいただけることは貴重な機会です。このハイフレックス方式による学習機会の提供は、広大な北海道における生涯学習の「いつでも、どこでも、だれでも」を具現化し、北海道らしい生涯学習社会の実現に向けて大きな力となりうると考えています。新型コロナウイルスの感染拡大は、学びのカタチを大きく変えたと言っても過言ではありません。

　本支部は、本年も学びを通して地域課題の解決を図る住民の力になれるように、社会教育・生涯学習の推進に全力で取り組んでまいりたいと思います。皆様のご指導ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽第４０回北海道生涯学習研究集会

・期日＝１０～１１月予定

▼事務局＝札幌国際大学

(教育研究団体に聞く 2023-01-11付)