北海道言語障害児教育研究協議会　会長　森實啓之

（教育研究団体に聞く 2023-01-12付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。日ごろより皆様には、本協議会に対し温かいご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

　本協議会は、昭和４３年に発足した歴史のある研究団体です。会員構成は、道内の「ことばの教室」と「きこえの教室」及び幼児の療育に携わる担当者となっております。教育と療育の担当者で研究団体を形成していることは、本協議会の特色の一つです。

　活動としては、道内を１１のブロックに分け、主体的に研修や情報交流等を行っています。また「言難ＡＢＣ」や、「言語障害臨床研修会」等を開催し、会員の指導力向上を目指しています。

　昨年は、第５１回全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会全国大会北海道大会ならびに第５５回北海道言語障害児教育研究大会を千歳市で開催いたしました。

　記念講演・各分科会・臨床研修会等を動画配信し、全国から多くの方々にご参加いただき、会同による実施と変わらぬ成果を上げることができました。関係各位のご理解とご協力に厚くお礼申し上げます。

　新年度も「ことばを支える“心の育ち”を大切にした支援のあり方を考える」という研究主題のもと、関係機関との連携を深めながら、実践研究をより充実すべく努力してまいります。

　今後とも、本協議会への一層のご理解とご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

▼新年度の事業計画

▽第５６回北海道言語障害児教育研究大会岩見沢大会

▽第１４４回言語臨床研修会

▽第１４５回言語臨床研修会（言難ＡＢＣ）

▼事務局＝札幌市立南月寒小学校通級指導教室（事務局長・濱﨑健教諭）

(教育研究団体に聞く 2023-01-12付)