旭川忠和中　森田校長に　道中　５年度新会長選出　「連携」「しなやか」に歩みを

（関係団体 2023-04-14付）

道中学校長会・森田聖吾新会長

　道中学校長会は１３日に第１回理事研修会をオンライン開催し、５年度新会長として旭川市立忠和中学校の森田聖吾校長を選出した。森田新会長は札幌市立琴似中学校の三浦英悟事務局長をはじめとする新たな体制のもと「中学校長の職能向上と北海道の中学校教育の振興につながる各種事業等の充実・発展に全力で取り組んでいく」と決意を表明。本年度のスローガン「新たな時代へ“連携”し、“しなやか”に歩む道中」を掲げ、オール北海道で教育改革を推進する考えを示した。

　森田新会長は「新たな教師の学びの姿の実現」「多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成」など新しい時代に求められる学校づくりに向け、一人ひとりの校長が「しなやか」に「力強く」リーダーシップを発揮する必要性を強調した。

　校長の知見を高め、気付きを増やせるよう経営・研修・対策・情報部等の事業を充実させるとした上で「道教委との意見交換会・各課懇談会、第６４回北海道中学校長会研究大会小樽大会などでは、顔を突き合わせての協議や校長同士の心のつながりをさらに強固にしていきたい」との考えを示した。

　その上で、５年度は国の第４期教育振興基本計画や新たな北海道教育推進計画が始まる節目の年となることから「国や道の動向を踏まえながら、全道５６１校の校長が〈新たな時代へ“連携”し、“しなやか”に歩む道中〉をスローガンにオール北海道で学校からの教育改革を推進し、教育の真価を示していきたい」との決意を示した。

　議事に入り、５年度の運営方針および活動の重点案、各部業務計画案などを協議。９月２２、２３日に会同での開催を予定している第６４回北海道中学校長会研究大会小樽大会の円滑な開催と研究活動の充実に向け、小樽市中学校長会との連携の一層の強化を確認した。

　また、道小学校長会・道公立学校教頭会会長と連名で行う道教委への要望活動のスケジュール、当面する学校経営上の課題などを協議した。

　５年度の役員体制は、２８日にホテルライフォート札幌で開催予定の第９６回総会・研修会で承認する。

(関係団体 2023-04-14付)