道造形教育連盟５年度役員総会　１１月に千歳で全道大会　役員改選　東会長を再任

（関係団体 2023-04-26付）

　道造形教育連盟（東尚典会長）は２２日、ホテルライフォート札幌を主会場に５年度委員総会研修会を開催した。１１月に第７２回全道造形教育研究大会石狩大会、来年１月に第４９回教育美術展を開催することなどを盛り込んだ事業計画を決定した。役員改選では東会長を再任した。

　参集およびオンラインによるハイブリッド開催。計約８０人が出席した。

　東会長はあいさつで、３年に及ぶコロナ禍で、学びを止めないための工夫や１人１台端末の効果的な活用に尽力した会員をねぎらいつつ、感染症の長期化やＡＩ技術の急速な進展など「まさに先が見えない時代を実感した。だからこそ、身に付けた知識・技能を活用し、創造性や感性、人間性を育んでいくわれわれの取組が一層大切になる」と強調。４年度帯広・十勝大会での成果や、本年度石狩大会の成功を期待し、持続可能な組織として活動する必要性を訴えた。

　議事では、４年度会務報告、活動報告、会計決算報告を承認したあと、５年度活動方針案、各部の活動計画案を審議した。

　５年度は、１１月１８日に千歳市立祝梅小学校を基地局に第７２回全道造形教育研究大会石狩大会をオンラインで開催することを決定。来年１月６日から３日間、札幌市内で第９回道教育美術展の開催を確認した。

　札幌市造形教育連盟解散に伴う本部業務体制を改編。事業部を新設するとともに、広報部をＩＣＴ広報部と改め、６部体制で執行することを確認した。

　また、４、５つの授業づくり部会を設定するとともに、５月ごろをめどに研究全体会を開催。研究授業や討議を進め、６年度の新たな研究主題設定に向けて検討を進める。

　このほか、現在は道北、道南、札幌、道東、道央の順で開催している全道大会の在り方についても、オンラインのより効果的な活用などを視野に新たな形を模索することを申し合わせた。

　役員改選では、東会長を再任したほか、副会長を６人体制とし札幌地区から２人を選出することを決定した。

　本年度役員はつぎのとおり。＝全員校長、敬称略＝

▽会長＝東尚典（札幌市旭小）

▽副会長＝工藤雅人（北広島市大曲小）、三谷龍司（函館市青柳中）―新、西田朋代（富良野市麓郷小中）、福島由紀子（札幌市藻岩北小、会計監査兼務）―新、木原英俊（札幌市もみじ台中）―新、黒田正則（帯広市第八中）

▽会計監査＝岩﨑愛彦（千歳市祝梅小）

▽事務局長＝堀口基一（札幌市新光小）

(関係団体 2023-04-26付)