道生総連が５年度総会　１０月札幌で全道大会　役員　熊谷委員長を再任

（関係団体 2023-04-27付）

道生総連５年度総会

　道生活科・総合的な学習教育連盟（道生総連、熊谷雅史委員長）は２３日、ホテルライフォート札幌を主会場に５年度総会をハイブリッド形式で開催した＝写真＝。７月に後志・札幌地区合同で全道夏季研修会、１０月に札幌市内で第３２回道生活科・総合的な学習教育研究大会を開催することを決めた。役員改選では、熊谷委員長を再任。本年度のキーワードを「リスタート」とし「会員にとっての最適解、納得解を得ながら進む年にしたい」と述べた。

　冒頭、熊谷委員長があいさつ。前年度、渡島地区で開かれた全道夏季研修会や全道大会オホーツク・北見大会での成果を振り返り「オンライン開催によって、離れていても会員相互の絆を深めることができた」と手応えを口にした。

　過日行われた全国学力・学習状況調査における資料読解問題に言及し「総合的な学習の時間をモデルとした設問があった」と述べ、「令和の日本型学校教育に求められる学びの主役は総合だと確信した」と強調。「だからこそ、従来のスタイルにとらわれない工夫を凝らす必要がある」と訴え、ポストコロナ時代に入った本年度を「リスタート」と位置付け、一層の研鑚を呼びかけた。

　議事では、４年度事業報告、会計決算報告を承認したあと、５年度事業計画案を審議した。

　７月２９日に後志・札幌地区主管の全道夏季研修会をハイブリッド形式で開催することを確認。１０月６日から２日間、札幌市立円山小学校およびホテルライフォート札幌で第３２回道生活科・総合的な学習教育研究大会札幌大会を開催することを決めた。

　このほか、全道情報交流誌「ＤＯ＝ネット」の発行、実践資料集「ＤＯＫＯＹＡ＝」の配信などを確認した。

　役員改選では、熊谷委員長を再任した。

　役員はつぎのとおり。

＝敬称略、副委員長は２３日決定分のみ＝

▽委員長＝熊谷雅史（札幌市新琴似緑小校長）

▽副委員長＝加藤秀樹（札幌市南月寒小校長）、渋谷一典（道教育大教職大学院教授）、各地区会長・委員長

▽監査＝川見明子（札幌市西岡北小校長）―新

▽理事＝永根祥一（札幌市北都小校長）―新

▽事務局長＝丹羽洋彦（札幌市栄北小教頭）

(関係団体 2023-04-27付)