会長に久保氏　札幌手稲　普通部会単位制分科会　８月研究協

（関係団体 2023-05-16付）

久保新会長

　普通部会単位制分科会は、８月に札幌市内で第２回研究協議会を開催することなどを盛り込んだ本年度事業計画を決定した。役員改選では、会長に札幌手稲高校の久保肇校長を選出。久保新会長は、普通科においても特色ある教育活動が求められている現状に触れ「各校長は頭を悩ませていると思うが、会員が協力し合い有意義な１年となるよう取り組んでいきたい」と述べた。

　冒頭、藤井一志普通部会長があいさつに立ち、単位制における魅力化・特色化に向けた取組の必要性を強調。単位制の趣旨に沿った設置の在り方について「校長の責任をもって検証していく必要がある」と呼びかけた。

　議事では、本年度事業計画案を審議。７月１３日に第１回役員研究協議会、８月３１日にホテルライフォート札幌で第２回研究協議会の開催を決定。市立札幌清田高校の横関直幸校長、伊達開来高校の藤村学校長が研究発表に立つことを確認した。

　研究協議では、市立札幌大通高校の池田吉利校長が「札幌大通高校における単位制の取組の現状と課題」について発表したあと、各校における現状と課題について意見交換した。

　このあと、道教委の相馬利幸高校教育課長が講評・助言、単位制を取り巻く状況について情報提供した。

　本年度役員はつぎのとおり。

　　＝全員校長、敬称略＝

▽会長＝久保肇（札幌手稲）―新

▽副会長＝岩﨑弘之（北広島）―新、相沢克明（市立札幌旭丘）

▽事務局長＝太田吉祐（大麻）―新

▽監事＝菅原和幸（札幌東陵）―新

(関係団体 2023-05-16付)