石狩小・中女性管理職会が総会等　会長に千歳北陽小・設楽氏　グループ別メンター研修会開催

（関係団体 2023-05-22付）

設楽真奈美会長

　石狩管内公立小・中学校女性管理職会は４月下旬、北広島市内の石狩教育研修センターで本年度春季研修会ならびに総会を開催した。本年度活動計画、グループ別メンター研修会の開催などを決めた。役員改選では、会長に千歳市立北陽小学校の設楽真奈美校長を選出。設楽新会長は「会員のつながりを大切に会の運営に取り組みたい」と述べた。

　冒頭、加藤紀子会長代行があいさつ。１０年後、２０年後に世界で活躍できる人材の育成を念頭に置いた教育の必要性を強調し「将来のために研鑚を積み続けたい」と呼びかけた。

　来賓あいさつでは、管内小中学校長会の佐藤直己会長、管内小中学校教頭会の髙橋潤一会長が登壇した。

　佐藤会長は、女性管理職の担い手不足に言及し「男女の垣根なく社会参画することが望ましい。皆さんの頑張りが将来につながっていく。ぜひ自信を持って頑張っていただきたい」とエールを送った。

　髙橋会長は、校長の大量退職期を迎え「幅広い視野で取組を強化していくことが喫緊の課題。これまで積み上げてきた成果を確実に引き継ぎ、目の前の課題に立ち向かう必要がある」と述べ、より一層の連携深化を求めた。

　議事では、４年度活動報告を承認したあと、５年度活動計画などを審議。活動計画では、８月１０日の第４９回道公立小・中・特別支援学校女性管理職会研究大会空知大会への参加、１１月の秋季研修会、来年２月の冬季研修会開催などを決めた。

　また、前年度導入した、会員個々の職能向上や会全体のつながり意識を高めるためのメンター制を、本年度も実施することを確認した。

　役員改選では、会長に設楽氏を選出。設楽新会長は、目まぐるしく変化する社会において、学校教育も転換期を迎えており「各校でリーダーシップを発揮しマネジメントする必要がある」と強調。「会員のつながりを大切に会の運営に取り組みたい」と決意を示した。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝設楽真奈美（千歳市北陽小校長）―新

▽副会長＝吉田かおり（千歳市日の出小校長）、藤村哲子（江別市大麻中校長）―新

▽事務局長＝髙橋浩子（北広島市西の里中校長）―新

▽事務局次長＝田中美由紀（北広島市大曲東小教頭）―新

▽監査＝加藤紀子（江別市中央小校長）―新、安部由里香（恵庭市恵み野旭小校長）、板谷文美子（石狩市花川中教頭）―新

(関係団体 2023-05-22付)