石教研　６年度役員研修会・総会 会長に布施氏　北広島双葉小 １１月１日学校課題研究発表会

（関係団体 2024-04-22付）

布施新会長

　石狩管内教育研究会（石教研）は１１日、北広島市内の石狩教育研修センターで６年度役員研修会・定期総会を開いた。北広島市立双葉小学校の布施裕校長を新会長とする役員案や、６年度の事業計画を承認した。

　役員や各市町村の代表者ら約８０人が出席した。

　役員研修会では、布施副会長があいさつ。５年度の活動を振り返り「新型コロナウイルス感染症の５類移行によって多くの活動が参集型で実り多い研究を進めることができた」と述べ、会員相互の研鑚に手応えを示した。

　石狩教育局の田中賢一局長、石狩管内教育長会会長で北広島市教委の＝田孝志教育長、石狩教育研修センターの東祐史所長があいさつしたあと、石教研、各市町村の代表者が５年度の運営や活動成果を総括した。

　総会では、６年度基本計画などを確認。第５９次教育研究推進の基本姿勢を「“学びのサイクル”で実践力を磨き合う“協働”研究～誰もが幸福を実感できる未来を創造していく石狩の子どものために」として、専門部会研究、課題部会研究、学校課題研究の３本を柱に活動することを申し合わせた。

　学校課題研究においては、１１月１日に当別町立とうべつ学園が発表する年を迎える。また、課題研究部会においては、現在の１３部会を継続しつつ、部会の再編を検討することを確認した。

　役員改選では、新会長に布施校長を選出した。布施新会長は、初任層の教職員やベテラン層の教職員が一堂に会して研鑚を積むことができる研究会の魅力に言及し「会員一人ひとりが日常実践を通して、実践力を磨き合えるような“協働”研究を推進できるように後押ししていきたい」と抱負を述べた。

　本年度役員はつぎのとおり。＝全員新任、敬称略＝

▽会長＝布施裕（北広島市双葉小校長）

▽副会長＝松原謙二（石狩市花川中校長）、児玉憲彦（石狩市緑苑台小教頭）、成田一之慎（江別市江別第一小主幹教諭）

▽監査委員＝水崎理（江別市江別第二中校長）、青木啓洋（北広島市緑ヶ丘小教頭）、星野満（恵庭市恵庭中主幹教諭）

(関係団体 2024-04-22付)