体研連　全国大会へワンチームで　委員長に嶋本氏　札幌丘珠小　プレ大会兼ね１０月全道大会　６年度総会

（関係団体 2024-05-08付）

体研連・嶋本新委員長

　道学校体育研究連盟（体研連）は４月２７日、ホテルライフォート札幌で６年度定期総会を開催した。あいさつした秀島起也委員長は来年開催される第６４回全国学校体育研究大会北海道大会に触れ「北海道がワンチームになって“ひらく未来”のとおり、学校体育の未来を創造し、発信していきたい」と決意を語った。役員改選では、新委員長に札幌市立丘珠小学校の嶋本剛校長を選出した。

　定期総会には全道から役員ら５９人が出席した。はじめに秀島委員長があいさつ。来年開催される第６４回全国学校体育研究大会北海道大会に触れ「全国大会に向け札幌支部が中心となって着々と準備を進めているところ。北海道がワンチームとなって、（全道統一研究主題に掲げる）“ひらく未来”のとおり、学校体育の未来を創造し、発信していきたい」と決意を語った。

　その上で「時代の変化に柔軟に対応し、交流とコミュニケーションが図られる組織、学び続ける姿勢を大切にする組織となり、大きな成果を上げることができる全国大会になるよう力を合わせていきたい」と述べ、大会成功に向け協力を求めた。

　続いて同連盟第２７代委員長の小野寺正顧問が来賓あいさつし「今、北海道の体育は、全国にその実力を示す力が備わっていると確信している。全国大会では、体研連各支部の着実な取組を全国に発信していただきたい」などとエールを送った。

　議事に移り５年度の業務報告、会計報告、監査報告を承認。また、６年度の業務計画について審議し、事務局業務方針として、本年度も「つなぐ　ＴＡＩＫＥＮＲＥＮ」を業務推進スローガンに設定。「子どもの健やかな心と体を未来につなぐこと」「諸先輩が築き上げてきた歴史と伝統を大切にしながら私たちがこれからの未来を創り上げるために、挑戦しつなぐこと」「全道各支部会員をつなぐこと」を確認した。

　１０月１８日には第６０回全道学校体育研究大会札幌大会を、来年開催される全国大会のプレ大会を兼ねて開くことを決定。全道研究担当者研修会の実施、ホームページや機関紙・ミニ広報紙の発行等を通し全道の支部・会員との交流や支部活動の活性化を図ることとした。

　役員改選では、委員長に札幌市立丘珠小の嶋本校長を選出した。嶋本新委員長は「全道の皆さまとのつながりをより一層大切にしながら、本連盟の充実と発展に努めていきたい。来年の全国大会に向けて一日一日を大切にしながら（大会成功に向け）全力を尽くしていきたい」などと抱負を述べた。

　新役員はつぎのとおり。

＝全員校長、敬称略＝

▽委員長＝嶋本剛（札幌市丘珠小）―新

▽副委員長＝永井敬仁（札幌市あいの里西小）、佐藤栄一（旭川市旭川小）、工藤智（羽幌町羽幌小）、林政孝（釧路市大楽毛中）、佐々木弘司（今金町今金中）、塩原悟（稚内市稚内東小）、玉手広昭（浦河町浦河小）、菅原伸一（札幌市東栄中）―新、谷寧（札幌市山の手小）―新、半田啓一（函館市南本通小）―新、齋藤政洋（北斗市上磯小）―新、信田雅守（北見市高栄小）―新、加藤幸一（南富良野町南富良野中）―新、齋藤直幸（小樽市松ヶ枝中）―新、島朋朗（京極町京極小）―新

▽監事＝田川則紀（札幌市厚別通小）、鈴木隆史（札幌市篠路西中）―新

▽事務局長＝髙橋直之（札幌市光陽小）―新

▽事務局次長＝佐賀主昌（札幌市札苗小）、小林大介（札幌市羊丘中）、網島七恵（札幌市石山中）―新、山田健（札幌市大谷地小）―新

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(関係団体 2024-05-08付)