道特別支援副校長・教頭会　春季研　会長に近藤氏　星置養護　８月１９日に夏季研究協開催

（関係団体 2024-05-16付）

　道特別支援学校副校長・教頭会は１３日、道立特別支援教育センターで６年度春季研究協議会を開いた。８月１９日にホテルライフォート札幌で夏季研究協議会、来年１月１０日にオンラインで冬季研究協議会を開催することなどを盛り込んだ事業計画を決定。役員改選では、会長に星置養護学校の近藤嘉清副校長を選出した。近藤新会長は「本年度は“学校の垣根を越えた管理職同士の助け合い”をキーワードに会を推進していきたい」との考えを示した。

　冒頭、近藤新会長があいさつ。地域や家庭、子どもたちにとって魅力ある教育活動を具現化するため、副校長・教頭としての役割を見つめ直し、新しい時代の変化に対応する力を職務能力として磨く必要性を強調。その上で「様々な学校課題を自分の問題として捉え、協働しながらチームで解決を試み、一つでも多くの学びを持ち帰れるような会にしたい」と意気込みを語った。

　続いて、道教委の針ヶ谷一義特別支援教育担当局長、道立特別支援教育センターの柏木拓也所長、道特別支援学校長会の小山学副会長がそれぞれ来賓あいさつした。

　議事に移り、本年度事業計画案を審議。

　活動の重点として「安全・安心な学校づくりに向けた喫緊の諸課題の的確な把握と、解決に向けた具体的な方策・取組の推進」「管理職としての資質の向上」「会の効果的運営やスリム化の検討」など５点を確認した。

　事業計画では、年間４回運営研究協議会を開くほか、８月１９日にホテルライフォート札幌で夏季研究協議会、来年１月１０日にオンラインで冬季研究協議会を開催する予定であることを申し合わせた。

　このほか、特別支援学校区分ごとの全道規模研究協議会などのスケジュールを確認した。

　本年度の役員はつぎのとおり。

＝敬称略＝

▽会長＝近藤嘉清（星置養護副校長）―新

▽副会長＝清弘直行（札幌高等養護副校長）―新、皆川康志（市立札幌山の手支援教頭）―新、佐藤貴雄（小樽高等支援副校長）

▽事務局長＝秋山卓也（札幌視覚支援副校長）―新

▽監事＝佐藤淳洋（市立札幌北翔支援教頭）―新、渡部眞一（札幌養護共栄分校教頭）

(関係団体 2024-05-16付)