道公立学校事務長会が総会・研究協　会長に鈴木氏　札東高　９月に第４１回研究協議会

（関係団体 2024-05-30付）

鈴木新会長

　道公立学校事務長会は２７日から２日間、ホテルライフォート札幌で第４９回総会ならびに研究協議会を開いた。９月に第４１回研究協議会、１１月に調査研究推進委員研究協議会を開催することなどを盛り込んだ事業計画を決定した。役員改選では、新会長に札幌東高校の鈴木貴之事務長を選出した。

　岩間淳会長はあいさつで、会員の研鑚や情報交換の場として、参集による会合の意義の大きさを強調し、今後も積極的な参加を呼びかけた。人材育成の必要性や、幅広い経験を積み重ねることの重要性を説き「集まり、つながり、いろいろなことを語り合い、視野や知識を広げていこう」と述べた。

　来賓あいさつでは、道教委の伊賀治康総務政策局長、道高校長協会の宮澤一会長が登壇。伊賀局長は①働き方改革②暑さ対策③人事④不祥事防止―の４点に触れ、信頼される学校づくりに向けて一層の協力を求めた。

　宮澤会長は、事務室と職員室の緊密な連携や、管理職同士の情報共有の大切さをあらためて強調し、教育活動のさらなる活性化に資する活動を期待した。

　議事では、５年度会務報告、会計決算報告を承認したあと、６年度事業計画案を審議した。

　事業計画では、７年度および８年度文教施策要望、人事異動上の課題等の改善に向けた要望に関するスケジュールを確認。９月１２、１３日の２日間、第４１回研究協議会を道南支部主管で開催することを決定するとともに、１１月２２日にホテルライフォート札幌で調査研究推進委員研究協議会を開くことを申し合わせた。

　役員改選では、新会長に札幌東高の鈴木事務長を選出した。

　総会後には研究協議会を開き、全国公立学校事務長会活動状況報告、道立総合研究機構エネルギー・環境・地質研究所の三浦一輝研究職員による講演を通して、職能向上を図った。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝鈴木貴之（札幌東高）―新

▽副会長＝法華津英昭（南幌養護）―新、宮川幸輝（札幌真栄高）、佐々木敦（千歳北陽高）―新

▽事務局長＝浦野俊吾（新篠津高等養護）―新

▽監査＝齊藤智貴（市立札幌藻岩高）―新、伊藤浩介（高等聾）

(関係団体 2024-05-30付)