【平成２８年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道高等学校理科研究会　前川洋会長

（関係団体 2016-01-01付）

　謹んで新年のごあいさつを申し上げます。日ごろから本会の活動に対してご理解とご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

　本会は創立五十八年の歴史を有し、現在道内二百四十九校、九百名の高校理科教員・実習助手の他、理科教育センターなど教育行政の方、さらに特別会員である退職者の方々で構成されています。

　さて、国では、学習指導要領の改訂に向け、理科を学習する楽しさや学習する意義の実感を充実させることや、育成すべき資質・能力を明確にして探究活動の充実を図ることなどが議論されています。本会としても、こうした国の動向を注視しながら、理科教員等の資質向上や生徒の科学的な見方・考え方を養う授業改善に、引き続き取り組むことが大切と考えています。

　また、本会では、全道研究大会を八月に、冬の全道大会とも言えるマルチメディア理科教育研究協議会を二月に開催するとともに、各学校の授業に役立つ情報を提供するため、科目ごとに授業研究会や研修会を実施するなど、様々な活動を行っています。

　引き続き、本道理科教育の一層の充実に向け、会員一丸となって尽力したいと思います。関係の皆様のさらなるご理解とご支援をお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽マルチメディア理科教育研究協議会

・期日＝２月13日（土）

▽北海道高等学校理科研究大会（室蘭大会）

・期日＝８月４日～８月６日

▽授業研究会

・期日＝11月～12月

▼事務局＝札幌西高校（事務局長―小原伸彦教諭）

(関係団体 2016-01-01付)