倶知安町が２８年度予算案発表　給食センター整備費盛る　教育費は２倍の２０億円

（市町村 2016-03-01付）

　【倶知安発】倶知安町は二月二十三日、新年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比二一・九％増の九十一億五千九百万円。このうち、教育費は一〇一・四％増の二十億一千九百七十三万円となっている。構成比は二二・一％。大幅増の要因は、二十九年四月のオープンを目指す学校給食センター整備に十一億七千八百九十三万円を計上したことによるもの。

　このほか、地元を代表する画家・小川原脩の作品「納屋」の修復など美術館運営に二千六百十五万円、文化福祉センター修繕・整備に一千二十九万円、日光市との交流やこども特派員派遣事業など社会教育・青少年教育に六百三十四万円を措置している。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽体育施設整備・修繕＝五九六―ソフトボール球場改修Ｃ～Ｄ一面ほか

▽学校開放＝二三九―倶小・西小・北陽小・倶中、一週五日

▽小学校整備＝七八〇―西小非常警報機サイレン更新、東小外壁補修など

▽中学校整備＝一三〇―その他小破修繕

▽学校給食センター整備＝一一七、八九三

▽外国語指導者招致＝四四四

▽社会教育・青少年教育＝六三四―青少年育成補助、はたちの集い、日光市交流、こども特派員派遣事業、ワンダーキッズ事業ほか

▽美術館運営＝二、六一五―ミュージアムロード共同展、企画展開催、絵画作品「納屋」修復ほか

▽文化福祉センター修繕・整備＝一、〇二九

(市町村 2016-03-01付)