３定道議会一般質問（２８年９月２３日）　対象業務の拡大、早急に検討へ　教職員の多忙化解消で柴田教育長が答弁

（道議会 2016-09-27付）

　道教委の柴田達夫教育長は、教職員の多忙化解消にかかわって、勤務時間の割り振りの弾力的な取扱いにおいて、「対象業務の拡大などについて、早急に検討を行っていく」と表明した。三定道議会一般質問（二十三日）で、川澄宗之助議員（民進党・道民連合）の質問に答えた。

　柴田教育長は、時間外勤務等縮減推進会議で、対象業務の拡大を検討することを求める意見があったことから、「現行制度の活用状況や学校現場の意見・要望などについて、調査を行っており、今後、調査結果や推進会議での議論を踏まえながら、引き続き、勤務時間の割り振り等に関する弾力的な取扱いの効果的な活用や、対象業務の拡大などについて検討していく」と述べた。

　川澄議員が、対象業務の決定時期を明確にするよう求めたのに対し、「これまでも、活用状況を把握しながら、順次、対象業務を拡大してきている」と説明し、「今後、活用状況等の調査結果や推進会議での議論などを踏まえながら、対象業務の拡大などについて、早急に検討を行っていく」と答弁した。

(道議会 2016-09-27付)