３定道議会一般質問（２８年９月２６日）　柴田教育長答弁　主権者教育について　実践的取組充実へ　選管との連携を

（道議会 2016-09-28付）

　二十六日に開催された三定道議会一般質問で、主権者教育について道教委の柴田達夫教育長は、ことし七月に行われた参議院議員選挙における十八歳、十九歳の投票率などを説明した上で、「投票率などを踏まえ、生徒の政治参加の意識を高め、政治的教養を育むことができるよう、選挙管理委員会等と連携した実践的な取組の充実を図っていく」と答弁した。

　藤川雅司議員（民進党・道民連合）の質問に答えたもの。

　また、昨年九月に国が作成した高校生向け副教材について、「すべての道立学校、全学年で活用している。今後も各学校で作成した指導計画に基づき、この副教材を効果的に活用するよう指導助言を行っていく」と説明した。

さらに、中学校における指導について、「中学校の実践事例を学校教育の手引きに掲載し、指導の充実を図るとともに、国に対し、中学生用の副教材の作成などについて働きかけていきたい」と答えた。

　地域と連携した取組については、各管内で行われている実践を挙げながら、「選挙管理委員会や、地域の関係機関と連携し、情報収集を行い、優れた取組を各学校に提供していく」と述べた。

(道議会 2016-09-28付)