深川市２９年度予算案　小・中放課後教室を継続　新規に児童バス通学助成

（市町村 2017-02-22付）

　【岩見沢発】深川市は十五日、二十九年度予算案を発表した。一般会計総額は前年度当初比六・三％増の百七十六億二千五百万円。このうち教育費は四六・三％増の二十六億二千五百万円で、構成比は一四・九％となった。深川中学校校舎改築に十五億九千六百万円を計上したことが増額の要因。新規事業では、路線バスを利用する児童保護者に対し費用の一部を助成する「児童バス通学助成」に八十七万円を計上。継続事業では、学習指導専門員の配置、家庭学習や長期休業中の学習支援などを行う「学習サポートプログラム」に二百二万円を計上しており、小・中学生対象の放課後教室を継続して実施する。

　また、これまで一年生が対象だった高校生通学交通費助成を二年生まで拡大して実施する。

　主な教育関連事業はつぎのとおり（金額単位・万円）

▽学習サポートプログラム＝二〇二

▽児童バス通学助成〈新規〉＝八七

▽深川中学校改築＝一五九、六四一

▽公立高校の魅力づくり事業＝七一〇―検定・資格取得試験受検助成、学力向上、通学交通費助成、将来の目標・意義づけに関する事業

(市町村 2017-02-22付)