釧路管内町村教委連が総会　連携深め教育行政推進　新会長に鶴居村・國安教育長

（関係団体 2017-06-08付）

本年度の事業計画や予算などについて審議した

　【釧路発】釧路管内町村教育委員会連絡協議会（栗本英彌会長）は二日、道立釧路芸術館で二十九年度総会を開催した。七町村教委の教育長や教育長職務代理者、釧路教育研究所長など十六人が参加。管内教育委員研修の開催などを盛り込んだ本年度の事業計画等について審議した。役員改選では、新会長に鶴居村教委の國安修一教育長を選出した。

　はじめに、栗本会長があいさつ。将来の予測が困難な社会に生きる子どもたちを育成するに当たって、「よりよい社会と幸福な人生を自ら創り出していく力を身に付けることができるよう、学校・家庭・地域が一体となって育てることが重要」と強調し、「教育局はじめ、教育関係機関と連携して教育行政を進めていきたい」との考えを示した。

　続いて、来賓の鈴木淳釧路教育局長が登壇。各町村教委が進めている学校教育への取組に感謝を述べるとともに、「教育局としても、コミュニティ・スクールの促進や学力・体力の向上、授業改善などで学校を支援し、管内の教育力の向上に努めていきたい」とし、各町村教委のさらなる支援を求めた。

　議事に移り、二十八年度の事業や決算などを報告したあと、本年度の事業計画案、予算案について審議。本年度の事業計画では十一月に管内教育委員研修、来年二月に管内教職員等永年勤務者表彰を実施することなどを確認した。

　このあと、釧路教育研究所の本年度の事業計画等を承認。役員改選では、國安新会長を含め、四人が入れ替わった。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝國安修一（鶴居村教育長・新）

▽副会長＝板谷聖一（白糠町教育長・新）、岸本秀彦（白糠町職務代理者・新）

▽理事＝島田哲男（標茶町教育長）、酒井裕之（厚岸町教育長）、小林俊夫（弟子屈町教育長）、佐々木喜代孝（釧路町教育長）

▽監事＝内村定之（浜中町教育長）、永田敦子（釧路町職務代理者・新）

(関係団体 2017-06-08付)