白老町の３０年度予算案　プログラミング教育推進　人型ロボットを２台活用

（市町村 2018-02-27付）

　【室蘭発】白老町は二十二日、三十年度予算案を発表した。一般会計の総額は、前年度当初比一二・三％増の百九億二千万円。このうち、教育費は一二・九％増の五億九千九百八十二万円となっている。

　主な事業をみると、新規事業としてプログラミング教育支援を盛り込んだ。小学校における三十二年のプログラミング教育必修化に向け、人型ロボット二台を活用した教育を実施する。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽地域学校協働本部＝二二六―白老中・白翔中のコーディネーター配置など

▽特別支援教育支援員配置＝九六五―支援員八人配置

▽学力向上サポート＝三一五―学習支援員配置・寺子屋開講

▽教師力向上＝八〇―先進的な教育方法の研究、研修活動

▽スクールソーシャルワーカー活用＝三一―生徒指導、相談体制強化

▽子どもチャレンジ支援＝一一九―小学三年生以上を対象に漢検、英検、標準学テ受験を実施

▽プログラミング教育推進（新規）＝六七―人型ロボットを活用したプログラミング教育

▽白老中バックネット改修（新規）＝一四四

▽白老中管理棟大規模改修＝八、四八八

(市町村 2018-02-27付)