幼小中一貫でふるさと学習　中川町３０年度予算案

（市町村 2018-03-06付）

　【旭川発】中川町は一日、三十年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比一三・四％減の三十七億五千九百万円。うち、教育費は一五・九％増の二億四千六百五十四万円となった。スキー場圧雪車購入やトレーニングセンターの機器購入などが増額の要因。

　このほかの事業では、短歌フェスティバルに二百十一万円、エコミュージアムセンター情報発信に五百五十万円を充てた。

　また、ふるさと学習プロジェクトとして、地域の特産・財産を教材とした幼小中一貫の学習、地域講師による学校支援を行う。

　主な教育関連の事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽君の椅子プロジェクト＝一三八

▽幼児センター運営＝二、六六七

▽子育て支援＝五七四

▽森づくり子ども体験教室＝一〇八

▽高校生就学支援補助＝六一二

▽中川村交流派遣＝一七八

▽学習支援塾運営費補助＝二四二

▽短歌フェスティバル＝二一一―二五周年記念事業として、全国から短歌を募集。優秀作品の表彰と応募作品集の発行など

▽総合型地域スポーツクラブ＝一六〇

▽ふるさと学習プロジェクト＝五六―地域の特産・財産を教材とした幼小中一貫の学習、地域講師による学校支援

▽エコミュージアムセンター管理・運営＝二、三九八

▽エコミュージアムセンター情報発信＝五五〇―中川の日常を文化人などの視点で評価、情報を発信し、魅力の再発見や交流人口増につなげる

▽生涯学習センター文化芸術公演＝二〇五

▽体育施設機器更新（新規）＝三、六二六―スキー場圧雪車購入、トレーニングセンターコンビネーションマシン購入

(市町村 2018-03-06付)