下川町３０年度予算案　下川商業高の支援継続　議会広報充実へ高校生と協議

（市町村 2018-03-06付）

　【旭川発】下川町は一日、三十年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比七・〇％減の四十八億四千六百万円。うち、教育費は三・六％減の二億八千九百三十一万円となった。

　新規事業では、議会広聴広報モニターに三千五百八十八万円を計上。『議会だより』の充実を図るため、モニター制度を開始するとともに、高校生と意見交換を行う。子ども・子育て支援事業計画策定には三百万円を充て、子育てのしやすい社会構築を目指すことなどを盛り込んだ。また、下川商業高校の支援を継続し、生徒募集などを図る。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽議会広聴広報モニター（新規）＝三、五八八

▽乳幼児等医療費扶助＝九三六―中学生以下無料化

▽子ども・子育て支援事業計画策定＝三〇〇

▽下川商業高教育振興協議会交付金＝三八八―他校と連携して生徒募集を図る

▽下川商業高入学促進＝七四三

▽下川商業高部活動支援＝三〇〇

▽語学指導＝四五一

▽義務教育教材等学校備品等整備＝五五〇―教材用備品、中学校吹奏楽部楽器、児童生徒用図書、教師用図書など

▽中学校部活動支援＝一二四

▽特別支援教育＝一、〇八四

▽ウィークエンドスクール＝二六九―小学三年生から中学生まで

▽学校給食補助＝三五五

▽コミュニティ・スクール＝一六

▽町民会館運営＝一、六一〇

▽森林環境教育＝四八四

▽放課後子供教室＝一九六

▽青少年育成支援（拡充）＝二九一

▽体育施設管理（拡充）＝六、一一一―Ｂ＆Ｇ海洋センタープール天井シート張替

▽スポーツ推進（拡充）＝一、一九三―ジャンプ指導用バス更新

▽町民文化・芸術＝三三〇

▽文化財保護等＝一、二一三

▽企業・団体等との経済交流＝六九七―子ども交流事業、誘致企業と下川商業高生の交流事業ほか

(市町村 2018-03-06付)