苫前町の３０年度予算案　校務支援システムを構築　英語指導助手２人体制に

（市町村 2018-03-08付）

　【留萌発】苫前町は二日、三十年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比四・九％減の四十五億七千四百五十八万円。うち、教育費は三四・二％減の三億五百四十八万円となった。苫前小学校改築が完了したことなどが減額の主な要因。

　新規事業では、校務支援システムネットワークの構築に百三万円を計上。町内の小・中学校にグループウェアを導入し、出席管理などの校務負担を軽減する。このほか、八百八十八万円を充て、英語指導助手を増員して二人体制とする。

　教育関係の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽学校教育支援員配置＝五〇〇―二人

▽校務支援システムネットワーク構築（新規）＝一〇三―小中四校

▽教員住宅下水道接続＝一二一―一戸

▽教員住宅解体＝二三四―古丹別地区二戸

▽地場産品活用促進補助金＝六〇―学校給食における地元食材の推進

▽共同調理場備品購入費＝四八六

▽若者交流センター指定管理＝一、九四〇

▽苫前商業高後援会補助金＝四六二―運営補助、国際交流補助、通学定期補助、学校諸経費補助、入学支度金給付補助、検定試験受検料補助

▽児童・生徒輸送＝三、〇四一

▽旭・力昼地区スクールバス運行管理＝五九〇

▽英語指導助手招致＝八八八

▽生涯学習推進アドバイザー設置＝二四二―一人

▽凧あげ大会実行委員会補助金＝一〇〇

▽舞台鑑賞友の会補助金＝八五

▽公民館修繕＝二八九

▽図書室用備品購入費＝九四

(市町村 2018-03-08付)