渡島教委連が30年度総会開く　8月に檜山と合同研修会　工藤会長を再任

（関係団体 2018-05-18付）

事業計画などを決定したほか、五十嵐局長の講話を通して研鑚を積んだ

　【函館発】渡島教育委員会連絡協議会は十四日、木古内町中央公民館で三十年度総会を開いた。前年度の報告事項や本年度の事業計画などを審議。事業計画では、七月に札幌市で開かれる市町村教育委員研修会への参加のほか、八月に渡島・檜山管内市町村教育委員会教育長研修会の開催などを決定した。役員改選では、会長に木古内町教委の工藤嗣美委員を再任した。

　開会に当たり、工藤会長があいさつ。市町の教育委員の日々の教育活動への支援に感謝を述べるとともに「本年度の方針などについて協議し、子どもたちの成長に向けて方針を固めていきたい」と述べ、積極的な協議と各町での積極的な活動の継続を呼びかけた。

　つぎに、渡島教育局の五十嵐晋局長が、「明日を創る」と題して講話。自身が前年度まで校長を務めた登別明日中等教育学校の教育活動や取組などをスライドショーで映しながら、充実した外国語教育や、一回生からの徹底した朝学習の実施などを紹介し、中・高で一貫した教育活動の強みを解説した。

　講話終了後の総会では、はじめに前年度の事業報告、収支決算報告、会計決算報告を一括承認。引き続き、本年度の事業計画と収支予算を協議した。

　事業計画では、七月に札幌市で開催される市町村教育委員研修会への参加、八月に新ひだか町で渡島・檜山管内市町村教育委員会教育長研修会の開催などを決定。各事業を通して、変化する社会情勢に対応し、委員の資質向上を図っていくことを確認した。

　役員については、前年度から交代はなかった。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝全員再任、敬称略＝

▽会長＝工藤嗣美（木古内町教育委員）

▽副会長＝北山陽子（長万部町教育委員）、與田敏樹（七飯町教育長）

▽理事＝長瀬弘雄（松前町教育委員）、正村正廣（鹿部町教育委員長）、岡田敬司（知内町教育委員）、永田裕（北斗市教育長）、田中了治（八雲町教育長）

▽幹事＝平沼竜平（福島町教育委員）、増川正志（森町教育長）

(関係団体 2018-05-18付)