３０年度当初期限付教諭配置実態調査　定数欠は６校増え４２校　道小が地区校長会の情報収集

（関係団体 2018-05-18付）

　道小学校長会（本間達志会長）は、三十年度当初の期限付教諭配置に関する実態調査結果をまとめた。四月十六日現在、未配置となっている学校と延べ人数は、定数欠一人の学校が前年度より四校四人増の三十八校三十八人、定数欠二人の学校が二校四人増の四校八人といずれも増加。代替教諭に関しては、九校九人増の二十二校二十二人で未配置となっている。

　四月十六日現在における期限付教諭の配置の実態について、昨年度に続き調査したもの。地区校長会からの情報を集計し、まとめた。

　調査結果によると、未配置による定数欠一人の学校数・延人数は、前年度より四校四人増の三十八校三十八人。定数欠二人の学校は、二校四人増の四校八人と増加している。

　産休・育休・病休などの代替教諭に関しては、九校九人増の二十二校二十二人が未配置の状況となっており、いずれも前年度よりも多いことが分かった。

　状況は地域によって異なるが、小規模校では新任の教頭が学級を担任せざるを得ないケースもあり、管理職の負担を危惧する声も。産休予定者がいる学校でも後任の見通しが立たず、市内全体で欠員のある学校が増えることを懸念する地区もあった。

(関係団体 2018-05-18付)