道中理が常任理事会等開く　１０月旭川市で研究大会　新会長は小路校長（札幌市中島中）

（関係団体 2018-05-18付）

小路新会長は活動のキーワードに〝創造〟を挙げた

　道中学校理科教育研究会（＝道中理）は十二日、ホテルライフォート札幌で三十年度常任理事会・理事会・事務局総会を開いた。十月に旭川市で開催する第五十七回道中学校理科教育研究会旭川大会に向けて準備を進めるなど、事業計画を決定。役員改選では新会長に札幌市立中島中学校の小路徹校長を選任した。

　理事会では、二十九年度の事業や各部活動報告、決算・監査報告を承認。三十年度の事業計画、各部活動計画、予算などについても審議し、いずれも原案どおりに決定した。

　三十年度は八ヵ年継続研究計画の五年次目として、中間まとめの内容によるこれまでの成果と課題をもとに、今後の研究を深化させていくこととした。

　事業計画では、十月二十六日に旭川市で開催する第五十七回道中学校理科教育研究会旭川大会に向けて準備を進めていくことを決定。大会主題「自然と人間との調和をめざし、未来を創造する力を育む理科教育」、副主題「問いの質を高め、科学的な思考力を育てる理科学習」のもと、研究授業や分科会、各地区発表、講演会などを行うこととした。

　また、七月三十日に夏季研修会を、来年一月十一日に冬季研修会を開くことも決定した。

　役員改選では、新会長に札幌市立中島中の小路校長を選任。小路新会長は新学習指導要領の内容にふれ「子どもたちが等しく主体的・対話的で深い学びへ向かえるよう、私たちが情報や理論をシェアして協働的に理科の教育研究を進めていく必要がある」と話し、“創造”をキーワードに活動に取り組んでいく方針を示した。

　三十年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝小路徹（札幌市中島中校長・新）

▽副会長＝新出秀之（旭川市旭川中校長・新）、木村雅彦（函館市五稜郭中校長・新）、福原聡（釧路市桜が丘中校長）、荒島晋（札幌市新川西中校長・新）、熊谷誠二（札幌市屯田中央中校長・新）、前田寿嗣（札幌市北野中校長）

▽会計監査＝玉村郁子（札幌市北陽中校長）、山口正信（札幌市篠路西中校長・新）

▽事務局長＝髙橋伸充（札幌市あやめ野中教頭・新）

(関係団体 2018-05-18付)