道高校教頭・副校長会が総会等開く　１１月に第２回研究協議会　渡邉会長　果たしてきた役割大切に

（関係団体 2018-05-22付）

本年度の活動方針などを決定した

　道高校教頭・副校長会は十六日から二日間、ホテルライフォート札幌で三十年度総会・第一回研究協議会を開いた。十一月に研究協議会を開くことなどを盛り込んだ事業計画を決定。役員改選では、札幌北高校の渡邉周一副校長を会長に再任した。あいさつに立った渡邉会長は、「これまで本会が果たしてきた役割を大切にするとともに、今後、本道高校教育の充実・発展に向け、力を合わせて取り組んでいく」と抱負を述べた。

　総会・研究協議会には約三百人が参加した。

　初日の開会式では冒頭、渡邉会長があいさつ。「学校は、生徒にとって安心・安全に学べる場でなくてはならない。いじめについては、未然防止、早期発見、早期対応の取組を進めることが重要」と危機管理の重要性を訴えた。また、「本会の事業が教頭・副校長としての資質・能力の向上や会員相互のネットワークの充実を図り、北海道高校教育の発展・充実、後進の育成、次代を担う子どもたちの成長に寄与することを願う」と期待した。

　続いて、来賓の道教委の小形秀雄教育指導監、札幌市教委の檜田英樹学校教育部長、道高校学校長協会の川口淳会長、全国高校教頭・副校長会の玉井篤事務局次長がそれぞれあいさつ。同会の活躍に期待を寄せた。

　開会式後の総会では、二十九年度事業報告、決算報告などを行ったほか、本年度の活動方針や活動内容などについて審議。また、役員改選を行い、渡邉会長を再任した。

　役員を代表してあいさつに立った渡邉会長は、「これまで本会が果たしてきた役割を大切にするとともに、今後、本道高校教育の充実・発展に向け、力を合わせて取り組んでいく」と語った。

　このほか、本年度第二回研究協議会を十一月十七日、ホテルライフォート札幌で開くことなどを盛り込んだ本年度事業計画を決定した。

　第一回研究協議会では、初日に全体会Ⅰを行い、道教委の小形教育指導監と道高校長協会の川口会長が講話。続く全体会Ⅱでは、提言・研究協議を行った。

　二日目には、三分科会に分かれ、研究発表、協議を行った。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝渡邉周一（札幌北副校長）

▽副会長＝田邊禎明（江別副校長）、鈴木浩（札幌月寒副校長）、上野秀俊（有朋副校長・新）、中村正人（市立札幌大通副校長・新）、久保木崇（とわの森三愛教頭）

▽監事＝伊勢一哉（札幌白石教頭・新）、横関直幸（市立札幌藻岩副校長・新）

▽事務局長＝矢橋佳之（札幌英藍副校長・新）

(関係団体 2018-05-22付)