平常時より2割節電を 道立校や市町村教委に要請 道教委が11日付で通知(道・道教委 2018-09-12付)
道教委は十一日付で、各教育局を通じて道立学校、市町村教委に対し、節電の取組を要請する通知を発出した。計画停電を避けるため、政府が平常時より二割の節電を目指すよう要請したことなどを踏まえ、節電に取り組むよう求めている。
六日未明に発生した北海道胆振東部地震の影響で、苫東厚真火力発電所をはじめ、道内の発電所で運転が停止。道内全域約二百九十五万戸で停電する「ブラックアウト」が発生した。六日午後に運転を再開した砂川火力発電所による供給再開をはじめ、現在までに道内の約九九%で電力供給が再開した。
十一日に開かれた定例会見で、高橋はるみ知事は、運転を停止した苫東厚真一号機、二号機、四号機の運転再開時期に言及。「一号機は九月末、二号機は十月中旬以降、四号機は十一月以降になる」という北電の見通しを示した上で、「突発的な停電は大混乱を招く。計画停電は何としても避けなければならない」と強調し、一般家庭や事業所などに対し、自主的な節電を求めた。
(道・道教委 2018-09-12付)
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