岩見沢市の３１年度予算案　新たに放課後スポーツ教室　教育費は１５％減の５１億円

（市町村 2019-02-21付）

　【岩見沢発】岩見沢市は十四日、三十一年度予算案を発表した。一般会計の総額は前年度当初比一％増の五百二億円。教育費は、中央小学校校舎等改築が完了したことなどから一五・三％減の五十一億五千八百四十九万円となり、構成比は一〇・三％となった。

　主な事業をみると、新規に健康・スポーツ振興事業の放課後小学生スポーツ教室委託料に百四十八万円を措置。メープル小学校の体育館などを活用し、教育大の学生を中心とする地域スポーツクラブと連携した児童対象のスポーツ教室を行う。

　教育指導振興として七百六十四万円を計上。うち十五万円をコミュニティ・スクール（ＣＳ）の導入促進に充てる。

　主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽青少年対策＝六二二

▽青少年育成＝四二四

▽留守家庭児童対策＝一三、二七三

▽ブックスタート＝一八〇

▽教育情報システム化推進＝二、二七四―ＩＣＴを活用した教育情報化の推進、児童見守りシステムによる児童の安全・安心確保

▽子どもがかがやく学校活動支援＝一、五二九―各学校が主体となり企画・立案する活動の支援、学校支援ボランティア派遣

▽特別支援教育推進＝四、一〇六

▽教育指導振興＝七六四―ＣＳ導入促進、教職員の資質向上および教育活動の充実

▽外国語指導助手活用＝三、七七二

▽教育支援センター＝二、〇五六

▽学力向上対策＝三四一―土曜学習会、英検学習会、土曜キッズ英会話ほか

▽教育研究所運営＝一、六八七

▽東小校舎改修＝八九、九一五

▽市民の学び支援＝九三五

▽健康・スポーツ振興＝一、二八三―強化指定選手等アスリート奨励金、放課後小学生スポーツ教室委託料（新規）

▽オリンピック・パラリンピック推進＝六一七―合宿誘致・受入、交流会の実施、アダプテッド・スポーツ体験イベントの開催

(市町村 2019-02-21付)