赤平市３１年度予算案―骨格編成　教育費は６・７億円　３小統合へ校舎実施設計

（市町村 2019-02-21付）

　【岩見沢発】赤平市は十四日、三十一年度予算案を発表した。四月に市長選を控えた骨格編成。一般会計総額は前年度当初比二〇・一％減の八十八億五千四百三十一万円。教育費は、統合中学校建設の完了によって六七・七％減の六億七千五百七十三万円となった。

　主な事業をみると、赤間小・茂尻小・豊里小の統合小学校建設に向けて二億七千百五十二万円を計上。実施設計などを行う。

　継続では、子ども塾の開設に三百十六万円を措置。放課後や休日のほか、夏休みなどの長期休暇期間中に塾を開設する。

　教育関連の事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽高校通学費等助成＝一、三一四

▽子ども塾の開設＝三一六

▽ＩＣＴ活用による学力向上支援＝一、〇三三―タブレット端末リース料等

▽統合小建設＝二七、一五二

▽炭鉱遺産の研究＝七三

▽生涯学習の推進＝四五

▽多様な学習機会の創出＝三、七一七

▽幼稚園教育の推進＝一、九〇六

▽小・中学校教育の推進＝一七、五二七―中学生通学助成ほか

▽特別支援教育の推進＝一、五三八―特別支援教育支援員配置、特別支援教育就学奨励費ほか

▽生涯各期における教育の充実＝二四〇

▽社会教育施設の充実＝五、〇六二

▽文化活動の充実＝六二

▽地域の歴史・文化・産業遺産の保存継承＝二二八

▽スポーツ・レクリエーション活動の推進＝四、六一九

▽体力・健康づくりの推進＝一二四

(市町村 2019-02-21付)