特別支援支援員を増員　真狩村３１年度予算案

（市町村 2019-03-13付）

　【倶知安発】真狩村は八日、三十一年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比七・一％減の二十七億三千三百八十五万円。教育費は四八・六％増の三億五千三百三十六万円。大幅増は真狩小学校ボイラー更新に九千万円を計上したことなどによるもの。一般会計における教育費の構成比は一二・九％。

　学習や生活の面で支援を必要とする生徒をサポート充実のため、特別支援学級を設置するとともに、特別支援教育支援員を一人増員。真狩小学校に三人、真狩中学校に二人を配置する。

　また、学校ＩＣＴ化推進に向け、現在の学校ＬＡＮ環境を二ヵ年で更新。三十一年度は更新に合わせて小中学校にタブレット型ノートＰＣ、高校にデスクトップ型ＰＣをそれぞれ整備する。

　主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽学校教育への支援＝三、五六三―特別支援教育支援員の配置、英語学習講師派遣委託、学校ＩＣＴ推進化、村通学支援補助、耕心寮開閉寮時交通費補助、高校管内生徒通学費補助、各校一般・教材備品等の整備（真小実物投影機など）

▽学校施設等教育環境の整備＝一一、五五九―真小玄関改修、真小ボイラー更新、真高西側階段改修、真高教室引違い戸改修、真高煙突改修、寄宿舎給水設備改修、教住屋根塗装など

▽社会教育の充実＝三、三一九―公民館各事業の開催、生涯学習振興会運営補助、生涯学習振興会・ＰＴＡバス運行補助、読書活動推進費（図書購入費ほか）

▽芸術文化の振興＝四〇―文化団体協議会運営補助、浦安の舞・真狩祝太鼓の各保存会補助、羊蹄ふるさと館の利用促進

▽スポーツの振興＝二四六―村民大運動会ほか各種スポーツ大会・教室開催、体育協会補助、スポーツ少年団補助、リフトシーズン券補助、細川たかし杯パークゴルフ大会運営補助

(市町村 2019-03-13付)