札幌市社会科教育連盟が総会　全国大会へ４ヵ年研究開始　新委員長に山下校長（石山中）

（関係団体 2019-04-23付）

２０１９年度の業務・事業計画を決定した

　札幌市社会科教育連盟（＝札幌市社連）は１３日、ホテルライフォート札幌で２０１９年度総会を開いた。２２年度に北海道で開かれる全国大会に向けて準備を進めるなど、１９年度業務・事業計画を決定。役員改選では、新委員長に札幌市立石山中学校の山下豊校長を選任した。

　議事では前年度の事業・決算や会計決算報告のあと、新役員を選出した。新任となった山下委員長は、２０年２月に道社会科教育連盟（＝道社連）が創立７０周年を迎えること、２２年度に北海道で全国大会が開催されることにふれ「皆さんとともに北の未来を創る社連をさらに発展させていきたい」と抱負を述べた。

　続いて、本年度の事業計画について協議した。２２年に道内で開かれる全国大会に向けて研究主題を「社会を知り、世界を切り拓く子の育成」と新たに設定。４ヵ年継続で研究を進めていく。

　また、研究副主題を「見方・考え方を鍛え、生きて働く資質・能力を確かに育む社会科の学び」としたほか、研究の柱を「学習問題の吟味と正しい教材化」「協働的な社会科らしい学び」「確かな知識の入力と活用・発揮」の３点とした。

　また、１０月に市内で開催する第４７回札幌地区社会科教育研究大会の日程等について確認した。

　総会終了後は、道社連の研究部や札幌市社連の小学校研究部と中学校研究部が研究内容について説明。小学校と中学校の各部会も行った。

　本年度の役員はつぎのとおり（すべて校長）。＝敬称略＝

▽委員長＝山下豊（石山中・新）

▽副委員長＝岩田敦（西岡北小）、大石まり（藻岩中）、附田裕哉（簾舞小・新）、松尾則明（ノホロの丘小・新）、白崎正（手稲中央小・新）、橋本隆（東白石小・新）、千葉一博（平岡南小・新）

▽監査＝前谷良雄（真駒内公園小）、東間義孝（山鼻南小・新）

▽事務局長＝山本秀夫（平岸西小・新）

(関係団体 2019-04-23付)