北音教２０１９年度理事会　１０月に旭川で大会　全道共通研究主題を設定

（関係団体 2019-04-22付）

支部長と理事約７０人が出席した

　道音楽教育連盟（＝北音教、横山学会長）は１３日、ホテルライフォート札幌で２０１９年度理事会を開いた。道内１７支部の支部長をはじめ、理事約７０人が出席し、本年度の活動方針や活動計画を協議。新たに全道共通研究主題を設定したほか、１０月に旭川市で第６１回道音楽教育研究大会旭川上川大会を行うことなどを決定した。役員改選では、横山会長を再任した。

　冒頭、横山会長があいさつ。昨年１１月の第６０回道音楽教育研究大会釧路大会について、「研究授業での生き生きとした子どもたちの目の輝きや、心が１つになった研究演奏のサウンドは今でも心に残っている」と振り返った。また、１０月に開催予定の第６１回道音楽教育研究大会旭川上川大会について「最大限バックアップする」と述べた。

　議事では、前年度の活動報告を承認。また、本年度活動方針、活動計画を協議した。活動方針として、①音楽教育研究の深化と推進②夏季音楽教育研修会、冬季音楽実技講習会の検討③会員の拡充④音楽教育関係団体との連携（後援等）⑤機関誌の内容、体裁、分量見直しおよびホームページの改善⑥全道音楽教育研究大会旭川上川大会の開催⑦全国の音楽教育に関する情報の発信⑧新全道共通主題の決定―の８点を掲げた。

　活動計画では、新学習指導要領の全面実施に合わせ、２０２０年度からの新しい全道共通研究主題を「音楽のよさを分かち合い　確かな力を育む音楽教育」と設定。心豊かな生活を営んでいく児童生徒の育成を目指す。

　また、１０月１１日に旭川市立神居東小学校、旭川市立東明中学校、旭川市民文化会館を会場に第６１回道音楽教育研究大会旭川上川大会を開くことを決定した。

　役員改選では、横山会長を再任したほか、札幌市立手稲鉄北小学校の髙安敦子校長、旭川市立東陽中学校の尾﨑朋子校長、美唄市立南美唄小学校の菅原理恵校長を副会長に新任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝全員校長、敬称略＝

▽会長＝横山学（札幌市立向陵中）

▽副会長＝髙安敦子（札幌市立手稲鉄北小・新）、尾﨑朋子（旭川市立東陽中・新）、笠島美教（函館市立尾札部中）、伊藤勝（斜里町立斜里中）、遠藤浩一（鶴居村立鶴居小）、菅原理恵（美唄市立南美唄小・新）

▽監事＝鈴木由美子（旭川市立豊岡小）、西谷さおり（函館市立磨光小・新）、平田純逸（札幌市立真栄中・新）

(関係団体 2019-04-22付)