オホーツク小中学校長会が総会　新会長は潮田校長に　８月、北見で研究大会開催

（関係団体 2019-04-19付）

抱負を述べる潮田新会長

　【網走発】オホーツク管内小中学校長会は13日、網走セントラルホテルで31年度総会を開いた。活動方針や各部事業計画を決定。8月に北見市内で第47回研究大会を開催することとした。役員改選では、新会長に北見市立西小学校の潮田信校長を選出した。

　冒頭、菊野淳一会長があいさつ。社会に開かれた教育課程の実現や、若手教員の育成などの課題解決に向け、「125人の校長同士のネットワークが重要」と強調。研究大会などの取組を通して交流を図りながら、「会員に必要な情報をできるだけ速やかに提供し、還元するとともに、校長の思いを集約して教育局や関係機関と連携していきたい」と述べた。

　来賓あいさつでは、オホーツク教育局の松本邦由局長が、新元号「令和」の由来にふれながら、「新しい時代の幕開けに際し、校長会、市町村教委とともに、子ども一人ひとりが未来に向かってそれぞれの花を大きく咲かせることができるよう、オールオホーツクで管内教育を推進していきたい」と呼びかけた。

　議事に移り、30年度一般業務や各部業務の報告を行ったほか、本年度の活動方針や各部事業計画などを審議。

　活動方針には、チームオホーツク管内小中学校長会として関係機関等との連携をより一層強化することなどを盛り込んだ。それらのもと、活動の重点および内容として「愛情と信頼に基づく、活力ある学校経営の推進に努める」「“生きる力”を育む教育課程の編成・実施と評価・改善に努める」など8点を掲げた。

　また、8月16日に北見市内のホテル黒部で第47回研究大会を開催。大会スローガン「オホーツクの子どもたちのために、志を高く掲げ、力強く前進する校長会～創意と活力に満ちた学校づくりのための校長の役割」のもと、講演や分科会を行うことを確認した。

　役員改選では、北見市立西小の潮田校長を新会長に選出。潮田新会長は「ネットワークをより強いものにし、それぞれが抱える課題を一人で悩むことなく解決する会にしていきたい」と抱負を語った。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝潮田信（北見市立西小・新）

▽副会長＝北野浩幸（網走市立第一中）、森田穣（遠軽町立遠軽小・新）

▽事務局長＝吉田昌広（北見市立中央小）

▽事務局次長＝佐藤雅美（網走市立南小）、佐藤和俊（北見市立東小・新）、片桐聡（網走市立網走小・新）、徳増秀隆（北見市立留辺蘂中・新）

(関係団体 2019-04-19付)