札幌市中学校体育連盟が総会　新会長に中山校長（八条中）　部活動の振興など重点に

（関係団体 2019-04-24付）

抱負を述べる中山新会長

　札幌市中学校体育連盟は２２日、市内のホテルライフォート札幌で３１年度総会を開いた。「部活動の振興と充実」「各種大会の充実と競技力の向上」などを活動の重点として事業に取り組んでいくことを決定。役員改選では、八条中学校の中山勝喜校長を新会長に選出した。

　冒頭、会長代行の中山校長があいさつ。スポーツ庁が示した運動部活動の在り方に関する総合的なガイドラインにふれ、部活動が持続可能なものとなるよう多様な形で最適に実施する必要性があることを伝えた。

　また、中学校体育の健全な普及・発展に向けて「運動部活動の充実やスポーツを通じた人間性豊かな生徒の育成に向けた活動を、組織を挙げて精一杯推進したい」と抱負を述べた。

　続いて、札幌市教委児童生徒担当課の髙橋靖昌児童生徒担当係長と札幌市ＰＴＡ協議会の土田修会長、札幌市中学校長会の橋本敏昭会長、道中学校体育連盟の藤井勲一会長が来賓あいさつ。

　このうち、髙橋児童生徒担当係長は、札幌市立学校にかかる部活動の方針の策定にふれ「生徒・教職員双方にとって過度な負担が生じない持続可能な部活動の実現に向けた取組をお願いする」と求めた。

　議事では、３０年度の会務や各種表彰受賞者を報告。このあと、３１年度の活動方針・活動計画などについて協議。活動の重点には「部活動の振興と充実」「各種大会の充実と競技力の向上」「研究・研修活動の充実」「全道大会の開催と全道・全国大会への参加」「関係機関との連携」の５点を示した。

　また、本年度は７月２７～３０日に円山球場・麻生球場で第７０回中学校軟式野球大会、７月３０日～８月１日に新中央体育館で第４０回中学校ハンドボール大会、７月３１日～８月２日に道立総合体育センターで第５０回中学校体操競技・新体操大会、令和２年１月８～１２日に荒井山ジャンプ競技場・白幡山距離競技場で第５２回中学校スキー大会ノルディック競技を開く。

　役員改選では、八条中の中山校長を新会長に選出した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▼会長＝中山勝喜（八条中校長・新）

▼副会長

▽中央地区＝和田悦明（啓明中校長・新）

▽北区北部地区＝飯間博幸（篠路中校長・新）

▽北区南部地区＝大田利幸（新琴似中校長・新）

▽東区北部地区＝山田悟（札苗北中校長・新）

▽東区南部地区＝菊池浩樹（明園中校長・新）

▽白石地区＝三分一晶（日章中校長）

▽厚別地区＝遠山博雅（厚別中校長・新）

▽豊平地区＝鈴木康裕（あやめ野中校長・新）

▽清田地区＝冨田明好（清田中校長・新）

▽南地区＝大石まり（藻岩中校長・新）

▽西地区＝黒澤敏行（陵北中校長・新）

▽手稲地区＝松田洋和（稲穂中校長・新）

▼監事＝荒川芳央（栄町中校長）、石橋秀二（柏中教諭）

▼事務局長＝塚本慈彦（八条中教諭）

(関係団体 2019-04-24付)