旭川市教研が総会・研究推進会議　新会長に尾﨑校長（東陽中）　市内で全国大会等８本予定

（関係団体 2019-04-25付）

今後の抱負を述べる尾崎新会長

　【旭川発】旭川市教育研究会は１６日、上川教育研修センターで３１年度総会・研究推進会議を開いた。校長、教頭など約１００人が出席。本年度研究主題を「主体的に学び、心豊かでたくましく生きる児童生徒の育成」と新たに設定したことや、市内で開催される全国・全道大会が計８つあることなどを確認。役員改選では、新会長に旭川市立東陽中学校の尾﨑朋子校長を選出した。

　冒頭、会長代行で北光小学校長の田中聡運営員があいさつ。新学習指導要領で示される主体的で対話的で深い学びの実現に向け、市の確かな学力推進プラン等を活用しながら授業改善に取り組むため、「学習内容が大変重要になってくる」と強調。今後も市や研究会などと連携して子どもたちのために研究を推進していく意向を示した。

　続いて、来賓の黒蕨真一旭川市教委教育長が登壇。同会が昭和２６年から活動をスタートさせ、現在に至るまで市の子どもたちの育成に研究を積み重ねてきたことに敬意を表するとともに、会のさらなる発展に期待を寄せた。

　議事では、３０年度の事業報告などの事案を承認したあと、３１年度の事業計画案などを審議。

　事業計画では、研究主題を新たに設定し、その具現化を図るため、創意ある実践的な研究を進めていくとした。

　また、本年度、旭川市内が会場となる全国大会として、８月２２日から３日間、旭川藤星高校ほかで第４６回全国海外子女教育・国際理解教育研究大会北海道大会・第２９回海外子女教育・国際理解教育研究協議会北海道ブロック大会・第４０回道国際理解教育研究大会上川・旭川大会が開かれることをはじめ、７月３０日に永山中で第６９回全道造形教育研究大会道北ブロック大会開催など、全国で１つ、全道で７つの教育研究大会の日程を確認した。

　役員改選では、新会長に東陽中の尾﨑校長を選任。尾﨑新会長は、「会員一同が教育研究大会を成功に収めるよう協力し、その成果を還元させて、子どもたちの学力・体力の向上につなげられるよう取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝全員新任、敬称略＝

▽会長＝尾﨑朋子（東陽中校長・新）

▽副会長＝北島やよい（神居小校長・新）

▽事務局長＝綿木尚弘（東陽中教頭・新）

(関係団体 2019-04-25付)