札幌市学校図書館協議会　１２月上旬に研究大会　活動計画決定　冨田会長再任

（関係団体 2019-04-24付）

札幌市アクションプランを踏まえた活動に取り組む

　札幌市学校図書館協議会は２２日、札幌市中央図書館で３１年度総会および第１回実務研修会を開いた。１２月上旬に研究大会を開くなど、３１年度の活動計画を決定。役員改選では、冨田明好会長を再任した。

　冒頭、冨田会長があいさつ。子どもの読書活動に関する同会の活動について会員の協力に感謝の気持ちを述べたほか、子どもの読書活動の充実を図るための施策を盛り込んだ札幌市教育アクションプランの後期計画を踏まえた活動に取り組んでいく方針を示した。

　来賓あいさつでは、札幌市教委教育課程担当課の皆川慎太郎企画担当係長が登壇。学校図書館が子どもたちにとって大切な場所となるよう取り組んでいくことを求めた。

　議事では、３０年度の活動や決算を報告したあと、３１年度の活動計画について協議した。

　推進計画では、「札幌市の特色ある教育を進めるための研修・研究の充実」「家庭・地域社会・公共図書館との連携のあり方の検討」を取組の重点としたほか、研究主題を「未来を拓く力を育む学校図書館～学びを支える学校図書館を目指して」と設定。読書センターとしての機能を充実させるとともに、学習センター・情報センターとして学びの指導を通して課題探究的な学習を支え、生きる力を育む教育課程の展開に寄与するため、研究を進めていくこととした。

　１２月上旬に研究大会を開催することを確認。また、７月２６日に実務研修会を、１１月１０日に読書感想文コンクールの表彰式を執り行うこととした。

　役員改選では、冨田会長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝冨田明好（清田中校長）

▽副会長＝渡部良子（聖ミカエル幼園長）、三谷卓司（栄北小校長）、西川秀喜（幌東中校長）、廣川雅之（市立札幌開成中等教育校長・新）

▽監査＝猪股嘉洋（新陵小校長）、葛西孝之（柏中校長）

▽事務局長＝木村佳子（常盤中校長）

(関係団体 2019-04-24付)