上川管内校長会が総会研修会　８月７日に研究大会　安達会長（東川中）を再任

（関係団体 2019-04-24付）

安達会長は円滑な活動推進へ協力を求めた

　【旭川発】上川管内校長会は１２日、上川合同庁舎で３１年度総会研修会を開いた。９４人が参加し、３０年度の全体業務などに関する会務報告事項をはじめ、３１年度活動方針や事業計画などを協議した。役員改選では、安達啓一会長を再任。安達会長は「本年度の活動が円滑に進められるよう理解と支援をいただきたい」と述べた。

　冒頭、安達会長があいさつ。新しい学習指導要領に応じたカリキュラムの編成に努めるよう呼びかけたほか、働き方改革についてはガイドラインや方針などを熟知して教師が自ら授業を磨き、人間性や創造性を高め、子どもたちに対して効果的な教育活動を展開するよう対応を求めた。

　その上で、同会の合言葉である「愛情と信頼」「研鑚と結束」のもと、「上川の子どもたちの未来に責任をもつ学校経営を推進していただきたい。本年度の活動が円滑に進められるよう理解と支援を」と呼びかけた。

　祝辞では、上川管内教育委員会連合会教育長部会の大山一茂会長が登壇。「皆さんの知識と経験を生かして、大きな改革の時代に立ち向かっていいただくためにも互いに連携しながら、北海道教育をけん引してほしい」と話した。

　議事では、３０年度の全体業務、一般業務、各部業務に関する会務報告事項を承認したあと、３１年度活動方針・活動の重点および事業計画などについて審議。

　活動方針は、「新たな知を拓き、人間性豊かな社会を築く児童生徒を育てる学校の在り方～未来の創り手となる子どもたちに責任をもつ学校経営の推進」と設定。「愛情と信頼」「研鑚と結束」の合言葉を継承して４つの重点を掲げ、信頼される学校経営の充実に努めるとともに、学校の教育力を高めるよう活動する。

　事業計画では、８月６日に上川教育研修センターで法制・教育経営研修会、８月７日に大雪クリスタルホールほかで管内公立小中学校長教育研究大会、８ブロック研修会の１回目を６月３～１９日、２回目を１１月５～２２日に開催することなどを確認した。

　役員改選では、安達会長を再任。新副会長に、鷹栖町立鷹栖小学校の鈴木伸行校長を選出した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝安達啓一（東川町立東川中）

▽副会長＝林雅裕（名寄市立名寄小）、髙木司（東神楽町立東神楽中）、竹森茂雄（富良野市立富良野東中）、鈴木伸行（鷹栖町立鷹栖小・新）

▽事務局長＝紺野元樹（比布町立中央小）

(関係団体 2019-04-24付)