道中学校会第９２回総会・研修会　覚悟をもち新たな道へ　９月の空知大会開催など決定

（関係団体 2019-05-07付）

空知・岩見沢大会開催など運営方針を決めた

　道中学校会（新沼潔会長）は４月２６日、ホテルライフォート札幌で第９２回総会・研修会を開いた。９月の第６１回研究大会空知・岩見沢大会の開催など本年度の運営方針、活動の重点や役員体制を決定。新沼会長は、新スローガン「覚悟をもち新たな道へ進む　道中」のもと、新学習指導要領の全面実施への対応、学校における働き方改革に重点的に取り組んでいく考えを示した。

　役員の承認に続き、新沼会長があいさつ。キャッチフレーズ「覚悟をもち新たな道へ進む　道中」のもと、活動推進の重点として「新学習指導要領の趣旨の共有と実施に向けた取組」「学校における働き方改革の推進」の２点を示した。

　９月２７日から２日間、岩見沢市で開催する第６１回研究大会空知・岩見沢大会の成功に向け、協力を呼びかけたほか、学校での働き方改革、教員の意識改革を道教委とともに進める必要性を強調。教員の担い手確保、学校教育の質の保証のため、重点的に取り組んでいく考えを示した。

　続いて、道教委の佐藤嘉大教育長、道ＰＴＡ連合会の萩澤教達会長らが来賓あいさつ。

　佐藤教育長は、道内各地で学力の差が生じていることを課題とし、全国学力・学習状況調査の結果を踏まえ、引き続き、各地の教育委員会教育長と面談することを説明。学校の働き方改革の推進、服務規律の徹底に向けて協力を呼びかけた。

　議事では、本年度運営方針および活動の重点を決定。「新たな校長会組織の一体化に取り組みながら、活動の充実に努める」「教育課題の解決を図り、学校経営の改善に努める」など５つの重点を決めた。

　最後に「人間尊重の精神に徹し、“社会を生き抜く力”とともに“よりよい社会を形成する力”を育む教育に努める」など７項目を盛り込む総会宣言・決議を採択した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝新沼潔（登別市緑陽・新）

▽副会長＝新田元紀（江別市江別第一・新）、伊東義晃（旭川市中央・新）、塩﨑弘明（江差町江差・新）、志道仁（根室市柏陵・新）、鹿野内憲一（札幌市東栄・新）

▽事務局長＝和田正教（札幌市北栄・新）

▽事務局次長＝木村佳子（札幌市常盤・新）、鎌田浩志（岩見沢市北村・新）

▽会計理事＝法本明洋（小樽市銭函）

▽運営委員＝黒川裕之（小樽市松ケ枝・新）、本間一臣（稚内市稚内東・新）、佐竹聡（函館市巴・新）、太田朋子（奈井江町奈井江・新）、菊野淳一（北見市小泉・新）、秀島起也（札幌市中の島・新）

(関係団体 2019-05-07付)