危険予知の観点で取組　再任の谷坂会長が要請　道高体連

（関係団体 2019-05-15付）

全道大会の日程等を決めた

　道高校体育連盟（＝道高体連）は９日、ホテルライフォート札幌で令和元年度総会を開いた。役員改選で谷坂常年会長（札幌白石高校長）を再任。事業計画では、各種目の全道高校体育大会の期日・当番校を決めるとともに、全国高校総合体育大会の日程・競技会場などを確認した。

　役員改選後、谷坂会長があいさつに立ち、①北海道の部活動の在り方に関する方針②運動部活動中の事故③体罰の根絶④２０２０年のインターハイ⑤道高体連の加盟金の増額―の５点について話した。

　うち、運動部活動中の事故については、生徒の安全確保の徹底の重要性を強調し、「生徒の発達段階や技能の習熟の程度を考慮した指導を行うとともに、危険予知の観点に立った指導計画の見直しを行うなど、事故防止に向けた取組を進めてほしい」と求めた。

　議事に移り、本年度事業計画では、各種目の全道高校体育大会の期日および当番校、全国高校総合体育大会の日程・競技会場、全道高校大会等の共催予定などを決定。また、陸上競技や水泳、ハンドボールなど１１種目で指導者養成・選手強化事業を実施することも決めた。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝谷坂常年（札幌白石校長）

▽副会長＝森浩之（苫小牧東校長）、林満章（札幌東豊校長）、平野雅嗣（恵庭南校長）、阿部穣（札幌国際情報校長・新）、川口淳（札幌龍谷校長・新）

▽監事＝西村修一（札幌東商業校長・新）、鈴木恵一（市立札幌啓北商業校長）

▽理事長＝土居昌彦（札幌白石教諭）

(関係団体 2019-05-15付)