第２回研究協議会は９月　新会長に北爪氏（札幌白陵）　道高校長協会普通部会単位制分科会

（関係団体 2019-05-16付）

新部会長の根上校長

　道高校長協会普通部会単位制分科会は９日、ホテルライフォート札幌で令和元年度総会・第１回研究協議会を開いた。９月に札幌市内で第２回研究協議会を開催することなどを盛り込んだ事業計画を決定。役員改選では、新会長に札幌白陵高校の北爪博彦校長を選任した。

　冒頭、普通部会の根上和也部会長（大麻高校長）があいさつ。「本分科会が平成２２年度からスタートし、ことしで１０年目を迎えた。分科会としての役割、運営の在り方等に常に意識して活動することが求められている。研究協議の成果が皆さんにとって、学校経営のヒントになったり、学校経営への意欲を一層かき立てるものになることを祈念する」と呼びかけた。

　総会では、はじめに役員を選出。新会長に札幌白陵高の北爪校長を選任した。北爪新会長は「学校の事情を十分踏まえた上での単位制の運用方法を確立しながら、それぞれの学校にあった魅力ある単位制の学校づくりができればと思う」抱負を語った。

　議事では３０年度の事業や決算などを承認。

　令和元年度事業計画では、７月１１日に札幌白陵高で第１回役員研究協議会を開催するほか、９月５日にホテルライフォート札幌で第２回研究協議会を開くこと決めた。

　研究協議では、札幌英藍高校の中坪俊博校長が「普通科単位制にかかる教育実践の状況について～“高校生の基礎学力の定着に向けた学習改善のための調査研究事業”の取組」と題して研究発表した。

本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝北爪博彦（札幌白陵・新）

▽副会長＝菅原和良（札幌東陵・新）、林恵子（市立札幌旭丘）

▽事務局長＝田中光彦（北広島・新）

▽監事＝渡辺祐司（札幌手稲・新）

(関係団体 2019-05-16付)