上川管内国公立幼教育研究会が総会　新会長に大久保氏（当麻幼）　６月に旭川で研究大会開催

（関係団体 2019-05-16付）

大久保新会長

　【旭川発】上川管内国公立幼稚園教育研究会は４月下旬、旭川市内の上川教育研修センターで本年度総会を開いた。会員３２人が出席。事業計画では、６月に旭川市内で管内国公立幼稚園教育研究大会を開催することとした。役員改選では、当麻町立当麻幼稚園の大久保善邦園長を新会長に選任。大久保新会長は「一丸となって取り組んでいきたい」と抱負を語った。

　開会式の冒頭、伊藤和代会長があいさつ。昨年７月に開催した第５６回道公立幼稚園・こども園教育研究大会第２・４ブロック上川大会についてふれ、上川・留萌・空知と協働で運営に当たって多くの成果を得たことを報告。

　また、その成果と新幼稚園教育要領の内容を踏まえ、「幼児理解を深め、未来を担う子どもたちの育成に努めてほしい」と呼びかけた。

　来賓あいさつでは、上川教育局の河野秀平局長と上川管内教育委員会連合会教育長部会の大山一成会長が登壇。それぞれ同会の活動のさらなる充実・発展に期待を寄せていた。

　議事では、平成３０年度の会務および事務局・研究部・広報部の活動報告を承認したあと、本年度の事業計画、会計予算の協議や、役員改選を行った。

　事業計画には、７月２６日から２日間開催される第５７回道国公立幼稚園・こども園教育研究大会第３ブロック大会への参加や、管内国公立幼稚園教育研究大会は例年よりも３ヵ月早く６月２１日に、道教育大学附属旭川幼稚園で開催することなどを盛り込んだ。

　また、管内研究大会の会場園の輪番については、園児数や臨時保育士の現状から、音威子府村幼児センターを見送っていたが、正規の保育士が配置されたことなどよって、令和４年度の開催地として検討していくことが報告された。

　役員改選では、新会長に当麻町立当麻幼の大久保園長を選出。大久保新会長は「皆さんの力添えをいただきながら、一丸となって取り組んでいきたい」と抱負を語った。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝大久保善邦（当麻町当麻幼園長・新）

▽副会長＝木谷英幸（音威子府村幼児センター園長・新）

▽監査＝北島裕二（道教育大附属旭川幼副園長・新）

▽事務局長＝澤井陽一（東神楽町東神楽幼園長・新）

(関係団体 2019-05-16付)