設立２５周年記念式典挙行　今後の発展につなげ　会員、来賓らが節目祝う　道へき複ＯＢ会

（関係団体 2019-05-16付）

２５周年の節目を祝った

　道へき地・複式教育研究連盟ＯＢ会は１１日、アパホテル札幌で設立２５周年記念式典を挙行した。会員、来賓、関係者らが出席し、２５周年の節目を祝った。

　同会は、北海道のへき地・複式教育の充実・発展に向けて平成６年に設立。

　記念式典では、阿部政範会長があいさつ。ＯＢ会や道へき地・複式教育研究連盟の活動を振り返ったほか、記念行事を通して旧交を温めたり、求められる教育について意見を交換したりするなど、「ＯＢ会の今後の発展につながる１日でありたい」と話した。

　来賓祝辞では、全国へき地教育研究連盟の柿崎秀顕会長と桜田一則前会長、道教育大学へき地・小規模校教育研究センターの玉井康之センター長が登壇。このうち、柿崎会長はＯＢ会が現役で働く教員にとって貴重な存在であることにふれ、引き続き支援・協力を求めた。

　続いて、ＯＢ会の発展に尽力した三輪勇氏、梅木登喜雄氏、柳原保氏、清水博氏に、阿部会長が感謝状を贈呈した。

　式典後は講演会を開催。全国へき地教育研究連盟の小野寺時男事務局長が「へき地教育の現状と展望」と題して講演した。また、記念祝賀会を行うなど、２５周年の節目を祝った。

(関係団体 2019-05-16付)