札特協が定期総会　新会長に白川校長（米里小）　事業計画　８月に合同研修会

（関係団体 2019-05-16付）

白川新会長

　札幌市特別支援学級設置学校長協会（＝札特協）は９日、市内ちえりあで令和元年度定期総会・研修会を開いた。８月に道特別支援学級設置学校長協会と合同研修会を開くなど、本年度の活動計画を決定。役員改選では、新会長に札幌市立米里小学校の白川典洋校長を選任した。

　開会式では、栗原靖会長があいさつ。家庭や学校、関係機関との連携の重要性を強調した上で、札幌市の特別支援教育の推進と発展に向けて「本年度も、札幌市教委と情報交流会などを通して連携するとともに、各校長会・園長会との連携を図りながら、研修会や幼保小授業公開交流事業などを行っていく」と述べた。

　また、来賓あいさつでは札幌市教委の相沢克明学校教育部長が登壇。近年は子どもたち一人ひとりに応じたきめ細かな指導がより一層求められていることにふれ「各校が実践を交流し、有効な取組を進めてほしい」と呼びかけた。

　続いて、研修会を実施。札幌市教委学びの支援担当課の後藤大輔特別支援教育推進担当係長が「特別支援教育の推進について」と題して講演した。

　続く総会の議事では、事務局のほか、庶務部・調査部・研究部・広報部が前年度の活動を報告したあと、本年度の活動計画を審議。活動の重点項目を、札幌市特別支援学級設置学校長として、「職能の向上に努める」「学校経営の充実に努める」「会員相互の交流に努める」「特別支援教育関係機関・団体との連携に努める」の４点とした。

　年間計画では、８月３０日に道特別支援学級設置学校長協会との合同研修会を道立特別支援教育センターで開くことを確認したほか、６月下旬に第１回研修会を、１２月中旬に第２回研修会を行うことなどを決定。

　役員改選では、新会長に米里小の白川校長を選任。白川新会長は先輩が築き上げてきた札特協の歴史や伝統にふれたほか、子どもたちのためにこれからの活動への協力を求めた。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝白川典洋（米里小・新）

▽副会長＝岩田敦（西岡北小・新）、熊谷誠二（前田北中・新）、三戸奉幸（新川中央小・新）、池田哲也（ひばりが丘小）、瀬戸富美子（中央幼・新）

▽監事＝三谷和（白石小・新）、小松田靖（北陽中・新）

▽理事長＝佐藤正行（中の島小・新）

▽副理事長＝猪股嘉洋（新陵小・新）

(関係団体 2019-05-16付)