３年度開校統合高校　教育内容と校名公表へ　２８日開催の町民報告会で　大空町教委

（市町村 2020-02-26付）

　【網走発】大空町教委は、女満別高校と東藻琴高校の統合による新しい高校の教育内容と校名について、２８日に開く町民報告会で公表する。両校の教員主体の新しい高校づくり推進委員会が編成を進めてきた教育課程の内容を中心に報告。伝統や良さを引き継ぎ、将来の人材育成などを目指す内容となるもよう。

　大空町は、道立の女満別高と町立の東藻琴高を発展的に統合し、町立全日制総合学科の高校を令和３年度に開校する。

　昨年１月に、町民主体の高校魅力化プロジェクト検討委員会が新しい高校で育成したい人物像などをまとめ、その内容をもとに、両校の教員主体の新しい高校づくり推進委員会が教育課程の編成を進めてきた。

　教育内容の方向性として、「次代の大空町を創る人材の育成」「大空町の幼保小中高の学びがつながる教育」「総合学科の特色を生かした探究的な学習」「生徒一人ひとりの能力や適性に応じた学び」「地元からの高校生と町外からの高校生が出会う学びの場づくり」などを示している。

　校名については、現在町民などを対象に募集している段階。２７日の締切後、担当者で協議して決定する。

　町民報告会は、女満別と東藻琴両地区で開催する予定。会場、時間などの詳細については、広報などを通じて告知する。

(市町村 2020-02-26付)