清水町２年度予算案　清水高無料送迎バスを　清水めぐみ給食週間複数回実施

（市町村 2020-03-06付）

　【帯広発】清水町は２月２８日、令和２年度予算案を発表した。一般会計は、前年度当初比２１・６％減の７８億１３００万円。うち、教育費は２７・４％減の７億９１３９万円。保育施設建設工事や文化センター大規模改修工事が完了したため、大幅に減少した。

　新規事業として、御影地域から清水高校に通う生徒のため、無料の送迎バスを運行。継続事業では、清水小学校少人数学級設置のための教員の配置のほか、学校給食の充実に向け地元食材を活用した「とかち清水めぐみ給食週間」の複数回実施などを盛り込んだ。

　教育に関する主な事業はつぎのとおり。

▽小学校低学年英語活動＝５９２万円―１～４年生で英語授業を実施

▽スクールソーシャルワーカー活用＝１３４万円

▽ＣＳ運営＝６４万円

▽教育費父母負担軽減＝４３２万円

▽要保護・準要保護児童生徒就学奨励＝１１７７万円

▽奨学金貸付＝１７５２万円

▽清水高通学送迎（新規）＝２４０万円

▽清水高振興会助成（拡充）＝４７０万円

　生徒募集の充実、インターネット授業による進路支援の充実に加え、魅力発信事業、町グルメ開発事業を拡充。

▽特別支援教育＝５７７万円

▽少人数学級設置＝８６０万円

　清水小少人数学級指導教諭の設置。新たに必要な学年に少人数学級を設置。

▽幼稚園英語活動＝３万円

▽幼稚園施設整備＝２８万円―小児室エアコン設置

▽学校給食充実（拡充）＝４１４７万円

　地元食材を活用した「とかち清水めぐみ給食週間」の複数回実施。

▽文化ボランティア推進（新規）＝７０万円

　地域住民などで構成される文化ボランティア団体の創設に向け、史跡ガイドモデル地域視察を行う。

▽文化史跡案内パンフレット作成（新規）＝１１万円

▽文化史跡紹介看板設置（新規）＝１６４万円―町内３ヵ所

▽町文化協会創立６０周年記念助成（新規）＝３０万円

▽第九文化継承＝２５５万円

▽読書普及（新規）＝３０万円―絵本ヒーローショーなど

▽図書館資料＝３００万円

▽公民館講座・郷土講座（新規）＝３５万円

(市町村 2020-03-06付)