新ひだか町２年度予算案　校務支援システム導入　新規にケンタッキー大短期留学

（市町村 2020-03-10付）

　【浦河発】新ひだか町の令和２年度予算案がまとまった。一般会計は前年度比０・５％増の総額１４６億８７３５万円。うち、教育費は１・６％減の１１億６０１０万となった。

　主な事業をみると、学校教育の充実に４８００万円を計上し、学校校務支援システムを導入するほか、町内各小中学校で公開研究会を開催し授業改善や学力向上を図る。

　人づくりの取組では、９００万円を充て、レキシントン市交流など姉妹都市交流のほか、新たにケンタッキー大学への短期留学プログラムを展開する。

　教育関連の主要事業はつぎのとおり。

▼子どもたちの健全育成

▽学校教育の充実＝４８００万円―学校校務支援システム導入、学校授業改善推進、給食配送車更新

▽社会体育・社会教育の振興＝５００万円

　わんぱくチャレンジスクールなど青少年教育やスポーツ教室。

▽「人づくり」への取組＝９００万円

　姉妹都市交流、馬にかかわる産業や文化にふれる機会で町への愛着を醸成する地方創生事業。

▼生きがいのもてる地域づくり

▽生きがいづくり＝４００万円

　家庭教育学級の開設、高齢者教育ことぶき大学の開設、総合町民センター利用奨励。

▽地域コミュニティーの推進＝１億８００万円―本桐地区公共施設集約化

▼環境に配慮したまちづくり

▽アイヌ施策の推進＝１億１０００万円―イオル再生

▼その他（インフラ・住環境の整備など）

▽公共施設等の長寿命化＝３億８６００万円―公民館大規模改修、通学橋補修

▽その他＝１１００万円―温水プール・三石小の照明器具ＬＥＤ化

(市町村 2020-03-10付)